クラシック音楽 新譜CD情報


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2013年1月18日

★ノクチュルヌ、ピアノ音楽史を彩った夜想曲の系譜


フィールド:ノクターン第4番 イ長調
グリンカ:ノクターン へ短調「別れ」
シマノフスカ:ノクターン 変ロ長調
ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調 op. 9-2
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調(遺作)WN37
パデレフスキ:ノクターン 変ロ長調 op. 16-4
リスト:ノクターン第3番 変イ長調「愛の夢」S541/R211
グリーグ:ノクターン イ短調 op. 54-4
ビゼー:ノクターン第1番 ヘ長調 op. 2
フォーレ:ノクターン第1番 変ホ短調 op. 33-1
ドビュッシー:ノクターン
プーランク:ノクターン第1番 ハ長調
ボロディン:ノクターン 変ト長調

ピアノ:佐藤勝重

録音:2012年6月18-20日、稲城市立iプラザ

CD:コジマ録音 ALCD-7170

 分散和音にのせて甘美な旋律を歌うピアノ音楽―「ノクチュルヌ(ノクターン)」の系譜を幅広く俯瞰する一大プロジェクト。アイルランドの作曲家ジョン・フィールドが書き始め、ポーランドのショパンが大きく発展させた「ノクチュルヌ」の様式は、その後多くの作曲家を魅了し、クラシック音楽の枠を超えて愛されるリストの「愛の夢」のような大ヒット曲をも生み出した。ヨーロッパ諸国からアメリカにまで広がるノクチュルヌ150年の歴史を、佐藤勝重がリリカルな歌心と華麗なテクニックで奏であげる。ピアノの佐藤勝重は、桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後、パリ国立高等音楽院に入学。同音楽院を卒業後、パリのエコール・ノルマル音楽院に入学。演奏家資格を取得。近年はショパンを中心としたリサイタルを日本各地で開催しており、パリにおいてもショパンフェスティバル(パリ)などの音楽祭への出演やシャン・シュール・マルヌ城での定期演奏会を開催している。

 

 

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