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2020年2月20日

★白い椿のアンサンブル「椿三重奏団」のメンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番/ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ほか


椿三重奏団

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番
     :ハンガリー舞曲第6番
     :ワルツ第15番
モンティ:チャルダーシュ

ピアノ三重奏:椿三重奏団

        高橋 多佳子(ピアノ)
        礒 絵里子(ヴァイオリン)
        新倉 瞳(チェロ)

録音:2019年5月22-24日、千葉県、浦安音楽ホール

CD:アールアンフィニ(ソニーミュージック/ミューズ) MECO-1057(SACD Hybrid)

 このCDは、薫り立つ白い椿のアンサンブル「椿三重奏団」デビュー盤。2019年に命名されたこのトリオは、結成に至るまでに実に10年以上に渡る共演を積み重ねてきた。

 ピアノの高橋多佳子は、1988年桐朋学園大学音楽学部卒業後、国立ワルシャワ・ショパン音楽院大学院研究科に留学し、1991年最優秀で修了。1989年「ポルトガル・ポルト市国際音楽コンクール」第2位および現代音楽最優秀演奏賞を受賞した後、1990年第12回「ショパン国際ピアノコンクール」で第5位に入賞し一躍脚光を浴びる。1990年「ラジヴィーウ国際ピアノコンクール」第1位、1996年第22回「日本ショパン協会賞」受賞などの受賞歴を持つ。

 ヴァイオリンの礒 絵里子は、江藤俊哉氏に師事し桐朋学園大学卒業後、その才能を高く評価したI.オイストラフ氏に招かれ、文化庁芸術家在外派遣研修員としてブリュッセル王立音楽院に留学し、修士課程大賞を受賞し首席修了。「マリア・カナルス国際コンクール」第3位、「ノボシビルスク国際バイオリンコンクール」第3位、日本音楽コンク―ル等内外のコンクールに多数入賞を果たす。FMヨコハマ(毎週日曜日朝7:43~)でパーソナリティを務めている。洗足学園音楽大学講師。

 チェロの新倉 瞳は、ドイツ・デュッセルドルフ在住の8歳のときからチェロを始め、11歳で帰国し、桐朋女子高等学校音楽科卒業。2006年8月デビューアルバム「鳥の歌」をリリース。同年12月紀尾井ホールにてデビューリサイタルを行う。2008年桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。2009年第5回「ルーマニア国際音楽コンクール」室内楽部門第1位。2010年3月桐朋学園大学の研究生を終了。同年9月よりスイスのバーゼル音楽院に留学。

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