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2011年4月24日

東京フィルハーモニー交響楽団理事長・会長、東京文化会館館長の大賀典雄氏が死去


 元ソニーの社長、会長で東京フィルハーモニー交響楽団理事長・会長、東京文化会館館長の大賀典雄氏(81歳)が2011年4月23日死去した。

 大賀氏は東京芸術大学の音楽学部を卒業後、ドイツに留学。ミュンヘン国立高等音楽大学にて学んだのちベルリン国立芸術大学に移り、同大学の音楽学部を卒業。ベルリンから帰国後はバリトン歌手として活動した。

 1959年、盛田昭夫・井深大氏に誘われソニーに入社し、1982年社長、1995年会長に就任。1989年にカラヤンが死去した際は、側にいた唯一の人であったことで知られる。1990年に60歳の記念として東京フィルを指揮し、以後、世界の著名オーケストラを指揮。自らの退職金で長野県軽井沢町に軽井沢大賀ホールを建設した。藍綬褒章(1988年)、 勲一等瑞宝章(2001年)受章。

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