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2011年6月11日

◆ピアニストの西村由起江が、使われていないピアノ500台を東日本大震災の被災地に送るプロジェクトに取り組む


 

 ピアニストの西村由起江が、東日本大震災の被災地に、使われていないピアノ500台を送る「スマイルピアノ500」に取り組んでいる。

 今回の大震災で失われたピアノの数は500台と言われているが、西村由起江は、「これまでの学校コンサートや病院コンサートでピアノのまわりに集った笑顔を知っている私が、立ち上がらない訳にはいかない」と思い、被災地にピアノの音を届けに行こうと決心したという。

 現在、家庭に眠っているピアノがたくさんあるといわれている。そのピアノを譲ってもらい、ピアノを失ってしまった被災地に届ける、というのが「スマイルピアノ500」プロジェクトの狙い。

 西村由起江は、「ピアノやピアノの音を届けることで、あの時の笑顔を取り戻してもらいたい」と言う。以前訪れた小学校のことを思い出すからだ。自宅で眠っているピアノを譲ってくれる人を全国から募集し、メンテナンスして被災地に届けようと言うのが「スマイルピアノ500」プロジェクトの趣旨であるが、「皆様の力を貸していただけたら幸せ」と語っている。

 詳細は、西村由起江のホームページへ。

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