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2016年12月13日

◆クリスティアン・アルミンク、広島交響楽団首席客演指揮者に就任


 2017年度から広島交響楽団の音楽総監督に就任する下野竜也の要請を受け、この度クリスティアン・アルミンクが、2017年4月より広島交響楽団の首席客演指揮者に就任する。任期は下野竜也音楽総監督と同じ5年。

 指揮のクリスティアン・アルミンクは、ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学で学んだあと、ボストンの小澤征爾のもとで研鑽を積み、ヤナーチェク・フィルの首席指揮者、ルツェルン歌劇場およびルツェルン交響楽団の音楽監督などを経て、2003年から13年まで新日本フィルの音楽監督を務めた。2011年ベルギーの国立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任。2017年4月広島交響楽団首席客演指揮者に就任。

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 2017年シーズンからの広島交響楽団の新体制は次の通り。

   音楽総監督:下野竜也
   終身名誉指揮者:秋山和慶
   首席客演指揮者:クリスティアン・アルミンク
   ミュージック・パートナー:フォルクハルト・シュトイデ
   平和音楽大使:マルタ・アルゲリッチ 

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2016年12月13日

◆平成28年度「咲くやこの花賞」の音楽部門[室内楽]、ピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ奏者の高田泰治が受賞


 平成28年度「咲くやこの花賞」の音楽部門[室内楽]は、高田泰治が受賞した。

 「咲くやこの花賞」は、創造的で奨励に値する芸術文化を通じて大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化担うべき人材(個人または団体)に対し、一層の飛躍の期待を込めて大阪市が昭和58年度から贈呈している賞。

 ピアノ、フォルテピアノ、チェンバロ奏者の高田泰治は、2002年3月大阪音楽大学大学院音楽研究科器楽専攻ピアノ・ソロ研究室修了と同時に中野振一郎のもとでチェンバロを学ぶ。高田はチェンバロ奏法を基調にしたピアノ奏法によって19世紀のサロン音楽を中心に活動を展開。また日本テレマン協会の演奏家たちとの共演を通じて研鑽を積み活動の場を広げて来た。さらに定期的にドイツへ赴き、フォルテピアノをミュンヘン音楽大学のクリスティーネ・ショルンスハイム氏に師事。

贈呈式は、平成29年2月27日(月)18時30分から大阪市中央公会堂で行われる。

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<平成28年度「咲くやこの花賞」受賞者>

 美術部門[現代美術]         大﨑のぶゆき
 音楽部門[室内楽]          高田泰治
 演劇・舞踊部門[文楽・人形遣い] 吉田簑紫郎
 大衆芸能部門[落語]         桂佐ん吉
 文芸その他部門[作家]        門井 慶喜

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