クラシック音楽 ニュース


2014年12月17日

◆志鳥音楽賞、沖縄県在住の声楽家の翁長 剛が受賞

 2014年度「第21回志鳥音楽賞」は、沖縄県在住の声楽家 翁長 剛に決定した。

 クラシック音楽興隆会(小野敏夫理事長)は、地域に密着した幅広いクラシック音楽の普及活動によってクラシック音楽の愛好家層の拡大に貢献のあった個人または団体に対し、毎年「志鳥音楽賞」を贈っている。

 翁長 剛は、沖縄の洋楽界の技術の向上や発展のため、とくに歴史的にも地理的にもハンデのある沖縄という地にあって、県民にとって普段なかなか接することの出来ないオペラの魅力を伝え、身近なものに感じてもらおうとオペラを中心とした公演を企画・上演し、自らも出演するなどのさまざまな活動をおこなってきた。

 また、「沖縄オペラ協会」を設立して、定期的にオペラ公演を開催(2009年以降は毎年2回公演)、さらに、創設した混声合唱団「アミーチ」はオペラ公演に出演するほか、中高年の生涯教育の一環として地域に根ざした活動を展開するなど、熱意あふれる氏の活動は広く県民に受け入れられるとともに、沖縄の音楽文化発展に大きく寄与している。

 なお、授賞式は2015年1月22日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において開催。

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