クラシック音楽 ニュース


2015年12月05日

◆坂本龍一が代表・監督を務める「東北ユースオーケストラ」、2016年3月26日に東京で演奏会開催

 岩手県・宮城県・福島県に住む小・中・高校生、大学生を中心とした楽団「東北ユースオーケストラ」は、本格的活動を開始したが、2016年3月26日に東京オペラシティコンサートホールにおいて演奏会を開催する。当日は、ジャズピアニストの山下洋輔との共演も予定している。

 「東北ユースオーケストラ」は、音楽家の坂本龍一を代表・監督とし、2014年に社団法人化した。2015年度に楽団員を募集し、柳澤寿男を指揮者に迎え、新規楽団員のオーケストラとして活動を開始した。

 「東北ユースオーケストラ」は、①音楽活動を通じて子供達の成長を支援し、演奏活動によって被災地の「心の復興」をはかること②演奏活動を通じて、日本全国および世界に対して東北の「震災の記憶と教訓」を伝えること③世界に通用する音楽家の育成・輩出をめざすこと―を活動の指針としている。

 同楽団の指揮者に就任した柳澤寿男は、旧ユーゴを中心に活動し、2005〜07年 マケドニア旧ユーゴ国立歌劇場首席指揮者を務めた。07年コソボ・フィル首席指揮者に就任。現バルカン室内管弦楽団音楽監督、コソボ・フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、ベオグラード・シンフォニエッタ名誉首席指揮者、ニーシュ交響楽団首席客演指揮者。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*