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2016年1月04日

◆ベートーヴェン「第九」アジア初演奏の徳島県旧ドイツ兵収容所、ユネスコ記憶遺産に登録申請へ

 徳島県は、かつて鳴門市にあり、第1次世界大戦でドイツ兵捕虜を収容した「板東俘虜収容所」に関する資料を、鳴門市と共同で2018年に、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録申請する方針を明らかにした。翌2019年の登録実現を目指す。

 「板東俘虜収容所」は、1917年から1920年まで存続し、最大約千人を収容した。また、ドイツ兵によってベートーベンの交響曲第9番がアジアで初めて演奏された地とされる。

 同県では、ベートーヴェン生誕250年の2020年までには、登録の実現を目指したいとしている。

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