クラシック音楽 ニュース


2012年1月10日

◆指揮者の山田和樹が日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者に就任

 指揮者の山田和樹が日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者(Principal Conductor)」就任することが決定した(2012年9月~2015年8月)。

 山田和樹は、ブザンソン国際指揮者コンクール優勝直後の2010年11月の日本フィルの横浜定期演奏会において日本フィルの主催公演に初登場した。その後、東日本大震災の
影響で来日できなくなったピエタリ・インキネンの代役として2011年4月に東京定期演奏会デビューを果たし、続く12月の東京定期演奏会では独自のプログラミングも注目を集め、大好評を博した。

 オーケストラから理想的な響を導き出すその人間性と、緻密に構築された音楽作りに楽団員も魅了されたという。日本フィルの正指揮者就任と同時に、名門、スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者への就任も決まっているなど、今全世界のオーケストラから注目が集まる日本指揮者界のホープ。

 日本フィルは、指揮者陣の中心を成す首席指揮者アレクサンドル・ラザレフ、桂冠指揮者小林研一郎、 首席客演指揮者ピエタリ・インキネンと共に、正指揮者として山田和樹氏を
迎えることとなる。

 なお、就任披露演奏会(第645回東京定期演奏会)が、山田和樹の指揮で2012年11月9日(金)午後7時/10日(土)午後2時から、サントリーホールで開催されることになっている。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*