クラシック音楽 ニュース


2012年2月14日

◆仏国立リヨン歌劇場首席指揮者の大野和士、トスカニーニ・フィルの首席客演指揮者に就任

 大野和士は、2012/13年シーズンから「アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団 (トスカニーニ・フィル)」の首席客演指揮者に就任することになった。契約は3年。

 トスカニーニ・フィルは、2002年トスカニーニ財団の設立と同時に発足し、2004年にロリン・マゼール が初代音楽監督に就任。パルマのコンサート・ホール「パガニーニ・アウディトリウム」を中心に定期演奏会を開催し、世界ツアーも積極的に行っている。

 大野和士は、2013年10月に開催されるトスカニーニ国際指揮者コンクールにおいて、名誉総裁(プレジ デント)を務める予定。

 大野和士(1960年生まれ)は、東京芸術大学卒業後、25歳の時渡欧。1987年にアルトゥーロ・トスカニ ーニ国際指揮者コンクールで優勝。1988年から1996年まで、クロアチアのザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務める。2002年から2008年までベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督を務め、2008年からはフランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者を務めている。2008年紫綬褒章受章、2010年日本芸術院賞・恩賜 賞受賞など多くの受賞歴を有する。東京フィルハーモニー交響楽団の桂冠指揮者。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*