クラシック音楽 日本の歌


2014年6月12日

♪ 「日本の歌」のルーツを訪ねて 21 グレッグ・アーウィン(英語による「日本の歌」)

I’m Longing for Spring   早春賦
Song of the Seashore   浜辺の歌
Tangerine Hill         みかんの花咲く丘
Moon Over the Desert   月の砂漠
The Blue-Eyed Doll     青い眼の人形
Shojoji              証城寺の狸囃子
Scolded Child         叱られて
This Old Road         この道
Autumn in the Country  里の秋
Dragonflies           赤とんぼ
My Country Home      故郷
Sunayama            砂山

歌:グレッグ・アーウィン(英語による歌/歌詞の英訳)

CD:ビクターエンタテイメント VICL-61131

 グレッグ・アーウィンは、アメリカ・ウィスコンシン州出身。ウィスコンシン州立大学で音楽、ミネソタ大学で演劇、その後、ハワイ大学の日本語学科を卒業。来日後、童謡や唱歌に関わる数多くのコンサートやイベントに参加。テレビ・ラジオの出演、CD制作など精力的な活動を展開。1995年初の童謡コンサートを開催した後、1998年ニューヨークで日本の児童音楽を紹介。“童謡の伝道師”とも呼ばれ、これまで様々な日本の童謡・唱歌を英訳し、自ら歌っている。2002年日本童謡協会「童謡文化賞」、同年日本大衆音楽協会「ミュージックフェスティバル童謡部門グランプリ」受賞など数多くの受賞歴を持つ。このCDのライナーノートでグレッグ・アーウィンは次のように書いている。「来日後しばらくして、『童謡・唱歌』の英語訳を依頼されました。初めて聴くジャンルの音楽でしたが、歌詞を聴き意味を理解するにつれ、そこに収められたメッセージと美しいメロディーに心を動かされていきました。日本と日本の人たちが私の心をとらえる何かがすべてそこに描かれていたからです。日本人の『心』を理解する手がかりを音楽に見つけたのでした。・・・収録曲のメインテーマである“幼年時代と望郷”は必ずや私たちの傷ついた心と魂に通じる扉の鍵を下ろし、その扉をそっと開いてくれることでしょう」

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