クラシック音楽 ニュース


2020年10月13日

◆NHK交響楽団「有馬賞」、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏が受賞


 2020年度第40回NHK交響楽団「有馬賞」は、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏が受賞した。

 ライナー・キュッヒル は、1979年7月に独奏者としてNHK交響楽団と初共演して以来、たびたび共演を重ね、「東京・春・音楽祭」のワーグナーシリーズでは、2014年から毎年コンサートマスターを務め、2017年4月に同団ゲスト・コンサートマスターに就任。ウィーン・フィルでの名立たる巨匠たちとの長年にわたる経験とともに、その豊かな音楽性、指導力と人柄は、同団の演奏活動の充実と楽団の評価を高めることに多大な貢献をした。

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2020年9月24日

◆シャンソン歌手のジュリエット・グレコが死去(享年93歳)


 フランスのシャンソン歌手のジュリエット・グレコが9月23日、死去した。享年93歳。

 ジュリエット・グレコは、黒い長い髪をなびかせ、黒ずくめの衣装で歌うのがトレードマークで、「枯葉」「パリの空の下」など数多くのヒット曲を歌った。日本には通算22回来日し、日本にシャンソン・ブームをもたらした。

 世界最高峰クラスのシャンソン歌手と称えられ、レコーディングした曲は500曲を超え、映画にも「オルフェオ」「恋多き女」「日はまた昇る」「悲しみよこんにちは」など数多く出演した。

 2015年、ステージからの引退を表明した後、2016年に最後のコンサートツアーを行った。

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2020年9月19日

◆第18回「東京音楽コンクール」の本選の審査結果発表


 新人演奏家の登竜門である第18回「東京音楽コンクール」の本選の審査結果が次の通り発表された。

<第18回東京音楽コンクール 本選結果>

【ピアノ部門 】

   第1位 該当者なし

   第2位 大崎 由貴
       谷 昂登

   第3位 該当者なし

   入選 西本 裕矢
      横山 瑠佳

   聴衆賞 谷 昂登

【弦楽部門】

   第1位 前田 妃奈(ヴァイオリン)

   第2位 佐々木 つくし(ヴァイオリン)

   第3位 福田 麻子(ヴァイオリン)
       北村 陽(チェロ)
       有冨 萌々子(ヴィオラ)

   聴衆賞 前田 妃奈(ヴァイオリン)

【金管部門】

   第1位 伊藤 雄太(トロンボーン)

   第2位 若林 毅(テューバ)

   第3位 栁谷 信(ホルン)

   入選 金子 美保(トランペット)
      島 圭佑(テューバ)
      犬飼 伸紀(トランペット)

   聴衆賞 栁谷 信(ホルン)

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2020年9月19日

◆米国ボストン市、2020年9月1日を「 Seiji Ozawa Day(小澤征爾の日)」 に認定


 世界的指揮者の小澤征爾が、29年にわたり音楽監督を務めたボストン交響楽団の本拠地であるアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市が、小澤征爾の85歳の誕生日にあたる2020年9月1日を”Seiji Ozawa Day(小澤征爾の日)”に認定した。

 海外の都市で日本人のための記念日が制定されるのは珍しい。

 小澤征爾は、ボストン交響楽団の音楽監督を1973年~2002年の29シーズンにわたって務めた。この期間はボストン交響楽団の歴史の中でも最長。

 ボストン交響楽団を退任後も同交響楽団のほか、ボストンが誇る野球チーム、アメフトチーム、そして市との温かい交流が続いている。

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2020年9月19日

◆世界的ギタリストのジュリアン・ブリームが死去(享年87歳)


 英国出身の世界的ギタリストのジュリアン・ブリームが死去した。享年87歳。

 セゴビアに出会いクラシックギターへ。ロイヤル・カレッジではピアノとチェロを専攻。1951年にウィグモアホールにデビューし、やがて世界的に知られるようになった。

 ルネサンス以前の音楽の演奏におけるパイオニア的存在であり、リュートも演奏し、エリザベス朝の作曲家ダウランドの音楽を広めた。グラミー賞を4回受賞。2002年に引退。

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2020年9月07日

◆第27回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」、声楽部門で森野美咲、ビオラ部門で近衛剛大が優勝


 若手音楽家の登竜門として知られるオーストリアの第27回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」で、ウィーンを拠点に活動している森野美咲(岡山県出身)が声楽部門で優勝した。

 森野美咲は、東京藝術大学を卒業後、2年前には「日本音楽コンクール」の声楽部門で1位となり、オーストリアや日本のオペラやコンサートで活躍。

 森野美咲のピアノ伴奏を務めた、木口 雄人が同コンクールの最優秀伴奏者に選ばれた。

 また、同コンクールのビオラ部門では、1位が近衛剛大、2位が有冨萌々子、3位が湯浅江美子と日本勢が上位を独占した。

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2020年8月27日

◆パリ管弦楽団の次期音楽監督にフィンランドの若手指揮者クラウス・マケラ(24歳)が就任


 パリ管弦楽団の次期音楽監督にフィンランドの若手指揮者クラウス・マケラ(24歳)が2022年から就任する。

 マケラは、2020年9月からオスロ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任することが決まっている。

 クラウス・マケラ (1996年生まれ) は、フィンランド出身。シベリウス・アカデミーで指揮とチェロを学ぶ。チェリストとして数々のオーケストラと共演する一方、10代の頃から指揮者としてフィンランド国内で活躍。以後、世界各国でデビューを果たし、2018年には、東京都交響楽団を指揮して日本デビューを果たした。2019年「フィンランド賞」を受賞。

 なお、昨シーズンをもってパリ管弦楽団の音楽監督退任したハーディングは、今後、エールフランスのパイロットとして活動することで話題を集めている。

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2020年8月23日

◆ピアニストのレオン・フライシャーが死去(享年92歳)


 ピアニストのレオン・フライシャーが、8月2日、米国メリーランド州ボルチモアにてガンのために死去した。享年92歳。

 レオン・フライシャーは、米国カリフォルニア州サンフランシスコに東欧ユダヤ系移民の家庭に生まれた。8歳でデビューし、16歳でピエール・モントゥー指揮のニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団と共演。アルトゥール・シュナーベルなどに師事。

 1952年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」ピアノ部門で第1位。しかし、局所性ジストニアを患って1960年代に右手の自由を失った。その後、2000年代にボトックス療法によって右手が回復するまで、左手だけのレパートリーによって演奏を続けた。指揮も行っていた。

 ジョージ・セルが指揮するクリーヴランド管弦楽団と共演して、多くの優れた録音を遺した。

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2020年8月10日

◆映画音楽で知られる作曲家エンニオ・モリコーネが死去(享年91歳)


 映画音楽で知られる作曲家エンニオ・モリコーネが7月6日に死去した。享年91歳。

 エンニオ・モリコーネは、ローマ出身。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院で作曲技法を学んだ後、作曲家としてテレビ・ラジオ等の音楽を担当した。

 1950年代末から映画音楽の作曲、編曲、楽曲指揮を行う。映画音楽家デビューは1961年のルチアーノ・サルチェ監督の「ファシスト」。

 1960年代はセルジオ・レオーネ監督とのコンビで、いわゆる「マカロニ・ウェスタン」作品を手掛けた。1987年「アンタッチャブル」でグラミー賞を受賞、1989年には「ニュー・シネマ・パラダイス」で世界的な知名度を得た。

 合計6回アカデミー賞にノミネートされた。日本でも、2003年にNHKの大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の音楽を担当。

 2007年第79回アカデミー賞において名誉賞を受賞。2016年「ヘイトフル・エイト」の音楽で第88回アカデミー賞 作曲賞を受賞。2017年イタリア共和国功労勲章受章。2019年、旭日小綬章受章。

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2020年8月10日

◆女性ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルが死去(享年91歳)


 ポーランド出身の女性ヴァイオリニストのイダ・ヘンデルが6月30日死去した。享年91歳。

 イダ・ヘンデルは、ポーランド・ヘウム出身。ワルシャワ音楽院に学んだ後、ベルリンでカール・フレッシュに、またパリでジョルジュ・エネスコにも師事。

 影響を受けた芸術家は、同郷の先輩ヴァイオリニストのブロニスワフ・フーベルマンや、指揮者ラファエル・クーベリック。長いキャリアにもかかわらず、録音数は非常に少ないが、ウラジミール・アシュケナージとの共演によるCD制作で復活を果たした。

 1998年には指揮者サイモン・ラトルと、2004年にはピアニストフー・ツォンとともに来日も果たした。没時はカナダ在住。

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