2023年7月13日
指揮者で作曲家の外山雄三が7月11日、慢性腎臓病のため長野県の自宅で死去した。享年92歳。
外山雄三(1931年―2023年)は、1952年東京芸術大学音楽学部作曲科卒業後、NHK交響楽団に入団。1958年~1959年ウィーンやザルツブルクに留学。その後、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽総監督・常任指揮者、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督をそれぞれ歴任。
NHK交響楽団の正指揮者、大阪交響楽団名誉指揮者として、亡くなるまで指揮活動を行っていた。作曲活動では64年にヴァイオリン協奏曲第1番、2000年に交響曲第2番で尾高賞を受賞。