2020年1月25日
◆わが国のクラシック音楽界の発展に寄与した、半導体大手メーカーのローム創業者の佐藤研一(享年88歳)が死去
わが国のクラシック音楽界の発展に寄与した、半導体大手メーカーのローム創業者の佐藤研一が死去した。享年88歳。
立命館大学を卒業し、東洋電具製作所(現ローム)を創業。1967年に半導体事業に参入し、同社をわが国を代表する半導体メーカーに育て上げた。
ヴァイオリニストでコンサートマスターの父を持ち、起業前はピアニストを目指すが、コンクールで第一位になれなことから、音楽家の道をを自ら絶ち、企業経営者の道を目指したという、わが国では珍しい経歴の持ち主。
公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションを設立し、若手演奏家の育成や音楽祭の開催など、わが国のクラシック音楽界の発展に大きな貢献を果たした。
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2020年1月08日
◆NHK交響楽団&首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、2020年2月~3月に7か国9都市でヨーロッパ公演を開催
NHK交響楽団は、2020年2月~3月にヨーロッパ公演を行う。
2017年以来3年振りとなる今回の欧州ツアーでは、前回に引き続き首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィが指揮。ロンドン、パリ、ウィーン、ベルリンなどの主要都市に加え、パーヴォの母国エストニアの首都、タリンを訪れるなど、7か国9都市で公演を開催する。
ソリストには、N響とも共演経験のあるカティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)、そして初めての出演となるソル・ガベッタ(チェロ)を迎える。
◇
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:NHK交響楽団
チェロ:ソル・ガベッタ[プログラム A・B]
ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ[プログラム C・D]
<プログラム>
[プログラムA] [プログラム C]
武満 徹/ハウ・スロー・ザ・ウインド
シューマン/チェロ協奏曲 、 ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番
ブルックナー/交響曲 第7番
[プログラムB] [プログラム D]
武満 徹/ハウ・スロー・ザ・ウインド
シューマン/チェロ協奏曲、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第3番
ラフマニノフ/交響曲 第2番
<日時・公演地>
2月22日(土)
タリン(エストニア)[プログラムA]
エストニア・コンサート・ホール
2月24日(月
ロンドン(イギリス)[プログラムB]
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2月25日(火)
パリ(フランス)[プログラムC]
フィルハーモニー・ドゥ・パリ
2月27日(木)
ウィーン(オーストリア)[プログラムC]
ウィーン・コンツェルトハウス
2月28日(金)
ケルン(ドイツ)[プログラムA]
ケルン・フィルハーモニー
2月29日(土)
ドルトムント(ドイツ)[プログラムA]
コンツェルトハウス・ドルトムント
3月2日(月)
アムステルダム(オランダ)[プログラムB]
コンセルトヘボウ
3月3日(火)
ベルリン(ドイツ)[プログラムC]
ベルリン・フィルハーモニー
3月4日(水)
ブリュッセル(ベルギー)[プログラムD]
パレ・デ・ボザール
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2020年1月05日
◆第61回(2019年度)毎日芸術賞、ヴァイオリンの佐藤俊介が受賞
第61回(2019年度)毎日芸術賞(特別協賛・信越化学工業)の受賞者の発表が行われ、ヴァイオリニストの佐藤俊介が受賞した。1月24日にホテル椿山荘東京(東京都文京区)で贈呈式が行われる。
佐藤俊介は、オランダ・バッハ協会管弦楽団の日本ツアーでの弾き振り(東京・浜離宮朝日ホールほか京都・横浜・さいたま・広島)が評価された。
ヴァイオリンの佐藤俊介(1984年生れ)は千葉県出身。 4歳から家族で米国ペンシルベニア州フィラデルフィアへ移住。ジュリアード音楽院プレカレッジ部門で学ぶ。 2000年ニューヨーク・リサイタルデビューを果たす。2002年フィラデルフィアのカーティス音楽学校のハイメ・ラレードのクラスに入学。翌2004年、パリに渡り、4年間研鑽を積む。2004年第15回「出光音楽賞」受賞、2007年第9回「ホテルオークラ音楽賞」受賞、2007年第62回「文化庁芸術祭」レコード部門大賞受賞、2010年第17回「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール」銀賞・聴衆賞受賞。2013年オランダのバッハ協会所属オーケストラのコンサートマスターに抜擢される。同年ドイツの古楽器アンサンブル「コンチェルト・ケルン」のコンサートマスター就任。同年オランダのアムステルダム音楽大学古楽器科客員教授に就任。2018年オランダバッハ協会第6代芸術監督に就任。
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2020年1月04日
◆NHK交響楽団首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ、契約を1年延長
NHK交響楽団は、このたび首席指揮者として活躍中のパーヴォ・ヤルヴィとの契約を1年延長し、2022年8月までとしたと発表した。
パーヴォ・ヤルヴィは、2015年9月の就任以来、ベートーヴェン、ブルックナー、R.シュトラウスから現代音楽に至るまでパーヴォ・ヤルヴィならではの幅広いレパートリーを披露し、N響との数々の名演を繰り広げてきた。
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