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2021年7月13日

◆ヴァイオリニストの辻久子が死去(享年95歳)


 ヴァイオリニストの辻久子が死去した。享年95歳。

 辻久子は、大阪府出身。ヴァイオリニストだった父・吉之助から6歳で英才教育を受け、9歳の時に大阪松竹座で初めて演奏。

 1938年(12歳)で「第7回音楽コンクール」(現在の日本音楽コンクール)でバイオリン部門第1位と文部大臣賞に輝き、「天才少女、現れる」と、一躍脚光を浴びた。

 1956年、ハチャトゥリアンの「バイオリン協奏曲」日本初演が評価され毎日音楽賞(現在の毎日芸術賞)を受賞。さらにショスタコービチのバイオリン協奏曲の日本初演(57年)、バッハの無伴奏ソナタ全曲演奏(66~67年)など積極的な演奏活動を行った。

 旧ソ連やイギリス、スイスなど海外演奏旅行にも出かけた。演奏活動のかたわら、88年から8年間、兵庫県教育委員を務めた。大阪市内に「桜宮弦楽塾」と「辻久子記念弦楽アンサンブルホール」を開き、後進の指導にあたった。大阪芸術大学名誉教授。辻久子弦楽塾塾長。

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