2018年3月31日
2017年第44回「日本ショパン協会賞」は、外山啓介が受賞した。
授賞式は、4月27日(金)東京表参道のカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」において行われる。
外山 啓介は、札幌市出身。2004年第73回「日本音楽コンクール」第1位。東京藝術大学卒業。2008年よりドイツ(ハノーファー音楽演劇大学)留学を経て、2011年、東京藝術大学大学院を修了。洗足学園音楽大学非常勤講師。
2017年第44回「日本ショパン協会賞」は、外山啓介が受賞した。
授賞式は、4月27日(金)東京表参道のカワイ表参道コンサートサロン「パウゼ」において行われる。
外山 啓介は、札幌市出身。2004年第73回「日本音楽コンクール」第1位。東京藝術大学卒業。2008年よりドイツ(ハノーファー音楽演劇大学)留学を経て、2011年、東京藝術大学大学院を修了。洗足学園音楽大学非常勤講師。
第49回(2017年度)「サントリー音楽賞」は、読売日本交響楽団が受賞した。
読売日本交響楽団は、1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。アルブレヒトやスクロヴァチェフスキなど、世界的なアーティストが歴代の常任指揮者を務めてきた。
2010年4月からフランスの名匠シルヴァン・カンブルランが第9代常任指揮者に就き、活発なコンサート活動を行っている。2015年3月には、12年ぶりとなる欧州ツアーをカンブルランの指揮で行い、楽団の実力を欧州の地に刻印した。
2017年11月にはメシアンの歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」公演(全曲日本初演)を行い、「音楽の友」誌の「コンサート・ベストテン2017」で第1位となるなど絶賛を浴びた。
第4回「高松国際ピアノコンクール」の入賞者が発表された。優勝した古海行子(20歳)は、神奈川県相模原市出身で、現在、昭和音楽大2年生。同コンクールは4年に一度開催されるが、日本人が優勝したのは今回が初めて。
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第1位 古海行子(日本)
第2位 カンテ・キム(韓国)
第3位 伏木 唯(日本)
第4位 ゲルマン・キトキン(ロシア)
第5位 アウエリア・ヴィソヴァン(ルーマニア)
委託作品演奏者賞 古海行子(日本)
審議員特別賞 鐵 百合奈(日本)
香川県知事賞 古海行子(日本)
高松市長賞 古海行子(日本)
公益法人松平公益会賞 古海行子(日本)
公益財団法人高松市文化芸術財団理事長賞 古海行子(日本)
公益財団法人高松観光コンベンション・ビューロー理事長賞 カンテ・キム(韓国)
ソニー音楽財団は、第16回(2017年度)「齋藤秀雄メモリアル基金賞はチェロ部門受賞者が岡本侑也、指揮部門受賞者が園田隆一郎が受賞した。
チェロの岡本侑也は、2017年エリザベート王妃国際コンクールのチェロ部門において、堂々の第2位とイザイ賞を受賞。
指揮の園田隆一郎は、2005年第16回五島記念文化賞 オペラ新人賞を受賞。2015年4月より藤沢市民オペラ芸術監督。
2017年度 (第28回)「出光音楽賞」上野耕平、岡本侑也、辻 彩奈が受賞した。
上野 耕平 サクソフォン(25歳)
1992年生まれ。茨城県東海村出身。東京藝術大学音器科卒業。」、吹奏楽「ぱんだウインドオーケストラのコサマター。昭和音楽大学非常勤講師。
岡本 侑也 チェロ(23歳)
1994年生まれ。東京都出身。東京藝術大を経てドイツ・ミュンヘン音楽大学大学院で学ぶ。2017年「エリザベート王妃国際音楽コンクール」チェロ部門第2位、イザイ賞受賞。
辻 彩奈 ヴァイオリン(20歳)
1997年生まれ。岐阜県出身。2016年18歳で「モントリオール国際音楽コンクール」優勝と5つの特別賞受賞。現在、東京音楽大学特別特待奨学生として在学中。
日本の主な音楽評論家(クラシック、ポピュラー、オーディオ)が加盟する団体であるミュージック・ペンクラブ・ジャパンは、2017年度第30回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」を次の通り発表した。受賞式は4月23日(月)16:00より、文京シビックセンターで行われる。
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<2017年度第30回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」>
【クラシック部門】
独奏・独唱部門賞=小倉貴久子(フォルテピアノ)
室内楽・合唱部門賞=鈴木雅明(音楽監督・指揮)/バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽)
オペラ・オーケストラ部門賞=シルヴァン・カンブルラン(指揮)/読売日本交響楽団(管弦楽)
現代音楽部門賞=西川竜太(合唱指揮者)
研究・評論部門賞=神部智・著「シベリウス」(音楽之友社)
功労賞=三宅幸夫(音楽評論)
特別賞=ラドミル・エリシュカ(指揮)/札幌交響楽団(管弦楽)
有田正広(フルート・指揮)
【ポピュラー部門】
最優秀作品賞=坂本龍一「async」(Commmons R2CM-86314)
作品企画賞=One Step Festival 永久保存盤 21枚組(SUPER FUJI FJSP-288)
イベント企画賞=上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ
新人賞=tea(ヴォーカル)
著作出版物賞=田中勝則・著「中村とうよう、音楽評論家の時代」(二見書房)
特別賞=かまやつひろし(シンガー)
ボニージャックス(コーラス)
【オーディオ部門】
技術開発=フォノカートリッジ青龍(有限会社トップウイング)
優秀録音= インバル指揮・東京都交響楽団「ショスタコーヴィチ/交響曲第8番」(EXTON OVCL00635)
特別賞=アキュフェーズ株式会社~量を追わず質を追求する製品作りと、初回発売の旧製品まで修理する、ユーザーと密着した長年の企業姿勢に対して~
功労賞=貝山知弘(オーディオ評論)
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2018年4月1日から楽器教室における演奏等に関する使用料規程を実施すると発表した。
当初、2018年1月1日からの管理開始を予定していたが、「音楽教育を守る会」が2017年12月21日、文化庁長官に対し、著作権等管理事業法24条1項に基づく裁定の申請をしたため、同条3項の定めに従って管理開始を延期していた。
「守る会」からの裁定の申請の内容は、使用料規程の内容に関するものではなく、JASRACを被告として東京地裁に係属している請求権不存在確認訴訟の判決が確定するまで、同件使用料規程の実施の保留を求めるもの。
2018年3月7日に、同日を使用料規程の実施の日とする旨の文化庁長官の裁定がされ、「守る会」が求める使用料規程の実施の保留は行われなかった。
これにより、JASRACは、2018年4月1日から管理を開始することになったもの。
同件管理対象の範囲は、楽器メーカーや楽器店が運営する楽器教室を対象とする。これらの教室の管理水準が一定のレベルになるまで、当分の間、個人が運営する楽器教室については管理の対象としない。将来的に管理の対象と考えているのは、ホームページなどで広く告知や広告して不特定多数の生徒を常時募集しているような場合を想定している。
平成29年度(第68回)芸術選奨受賞者一が発表され、指揮者・作曲家の杉山洋一が新人賞を受賞した。これは「第27回芥川作曲賞選考演奏会」ほかの成果による。
指揮者・作曲家の杉山洋一は1969年生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。95年イタリアに留学。指揮者としては、2000年、アンサンブル・モデルンとのノーノ「プロメテオ」のツアーを皮切りに、各地のオーケストラ、アンサンブルと共演。作曲家としては、ヴェネチア・ビエンナーレ、ミラノ・ムジカ、ボローニャ・アンジェリカ音楽祭等のほか、最近では東京混声合唱団、多治見少年少女合唱団、安江佐和子などから委嘱を受けている。1994年、イタリア、シエナキジアーナ音楽院におけるドナトーニのサマーコースにて、イタリア作曲家協会賞を受賞。1995年にイタリア政府から作曲奨学金を得て以来、ミラノ在住。現在、ミラノ市立クラウディオ・アッバード音楽院にて教鞭を執る。