クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2018年 7月

2018年7月26日

◆東京交響楽団、日中平和友好条約締結40周年記念 上海・杭州公演が決定


 東京交響楽団は、8月14日と16日に日中平和友好条約締結40周年記念とした中国(上海・杭州)公演を開催する。

 今年は、1978年8月に締結された日中平和友好条約40周年を迎える。日中文化大臣二国間会合において、今年を「日中文化交流年」と定めたことを受け、同楽団では文化庁の委託事業として中国・上海と杭州で公演を行う。

 同楽団はこれまでに海外において57都市71公演を行っているが、上海は日本のオーケストラとして初めて公演を行った1986年以来、実に32年ぶり、そして西湖を持つ景勝地、杭州では初めての公演となる。

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2018年7月18日

◆第54回「日伊声楽コンコルソ」、土屋優子が優勝


 第54回「日伊声楽コンコルソ」本選が7月16日、東京文化会館小ホールで行われ、土屋優子が優勝した。

    第1位:土屋優子(ソプラノ)

    第2位:竹下みず穂(ソプラノ)

    第3位:砂田愛梨(ソプラノ)

 本選は午後2時から、2次予選を通過した8名が、ひとり約15分間の持ち時間による演奏会形式で、イタリア・オペラのアリア2曲とイタリア歌曲の計3曲をそれぞれ歌った。

 「日伊声楽コンコルソ」は、次世代の日本オペラ界を担う人材発掘を目指して行なわれる、国内有数の声楽コンクール。 1964年、日伊音楽協会の設立とともに第1回が開催され、第5回以降、読売新聞社が主催に加わった。歴代の優勝者からは、イタリア・オペラのスペシャリストを多く輩出してきた。

 なお、1~3位入賞者による披露演奏会(特別コンサート)が11月25日(日)に開催される。

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2018年7月18日

◆第13回「ビバホールチェロコンクール」、佐山裕樹が優勝


第13回「ビバホールチェロコンクール」は佐山裕樹が優勝した。

     第1位 佐山裕樹

     第2位 櫃本瑠音

     第3位 安保有乃

 「ビバホールチェロコンクール」は、平成6年(1994年)但馬全域を会場として開催された「但馬・理想の都の祭典」とビバホール(兵庫県養父市)開館5周年を記念して日本で初めてのチェロ単独コンクールとしてスタートした。このコンクールは企画・運営等をはじめスタッフは約100名の地域ボランティアの協力により開催され、出場者は各ホストファミリーの家にホームステイし、コンクールに備える。

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2018年7月12日

◆第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」音楽部門、リッカルド・ムーティが受賞


 第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」音楽部門は、イタリアの指揮者リッカルド・ムーティが受賞した。

 リッカルド・ムーティ(1941年生まれ)は、これまでフィアデフィア管弦楽団音楽監督、ミラノ・スカラ座音楽監督、シカゴ交響楽団の音楽監督(現在は名誉指揮者)を歴任してきた。

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2018年7月09日

◆日本フィル首席指揮者ピエタリ・インキネン、契約を2年間延長


 日本フィルハーモニー管弦楽団は、首席指揮者ピエタリ・インキネンとの契約を2019年9月から2年間延長することになった。

 2019年4月には、ヨーロッパ公演を予定し、ピエタリ・インキネンの母国であるフィンランド初上陸を果たす。

 指揮のピエタリ・インキネン(1980年生れ)は、フィンランド出身。シベリウス音楽院、ケルン音楽大学で学ぶ。第9回「クオピオ・ヴァイオリン・コンクール」第1位(2000年)、第8回「国際ジャン・シベリウス・ヴァイオリン・コンクール」第4位と特別演奏賞を受賞。指揮者としては、ニュージーランド交響楽団音楽監督(2008年―2016年)、プラハ交響楽団首席指揮者(2015年―2017年)などを歴任。2016年から日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者を務めている。

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