2015年6月29日
テレビ朝日「題名のない音楽会」の司会者が、10月から指揮者の佐渡 裕からヴァイオリニストの五嶋 龍へ代わる。
五嶋 龍(1988年生まれ、26歳)は、アメリカ・ニューヨーク出身。1995年、7歳の時に、札幌において、佐渡裕指揮PMFオーケストラの独奏者としてデビュー。2006年より、ジャパン・ツアー「五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタル」を開催している。
テレビ朝日「題名のない音楽会」の司会者が、10月から指揮者の佐渡 裕からヴァイオリニストの五嶋 龍へ代わる。
五嶋 龍(1988年生まれ、26歳)は、アメリカ・ニューヨーク出身。1995年、7歳の時に、札幌において、佐渡裕指揮PMFオーケストラの独奏者としてデビュー。2006年より、ジャパン・ツアー「五嶋龍 ヴァイオリン・リサイタル」を開催している。
日本アマチュアオーケストラ連盟(JAO)は、「第43回全国アマチュアオーケストラフェスティバル金沢大会」を7月31日~8月2日まで、石川県金沢市にて開催する。
「全国アマチュアオーケストラフェスティバル」は、全国の加盟オーケストラが一堂に集まり、年1回開催している。
新日本フィルハーモニー交響楽団は、5月から始まった、年末の公演のリクエストを募集するアンケート「あなたが選ぶベスト交響曲」の途中経過を発表した(6月23日現在、投票は10月まで続く)。
【アンケート1】(12/19、12/20にアンケート1位+ベートーヴェン『第九』を演奏)
第1位 モーツァルト/交響曲第41番『ジュピター』 305票
第2位 メンデルスゾーン/交響曲第4番『イタリア』273票
第3位 シューベルト/交響曲第7(8)番『未完成』 202票
第4位 モーツァルト/交響曲第40番 183票
第5位 ハイドン/交響曲第94番『驚愕』80票
第6位 シューベルト/交響曲第4番『悲劇的』63票
【アンケート2】(12/21に上位2曲を演奏)
第1位 ブラームス/交響曲第1番 187票
第2位 ドヴォルジャーク/交響曲第9番『新世界より』 175票
第3位 マーラー/交響曲第1番『巨人』139票
第4位 ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティック』118票
第5位 ショスタコーヴィチ/交響曲第5番『革命』113票
第6位 チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』111票
第6位 ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付き』111票
第8位 シューマン/交響曲第3番『ライン』89票
第9位 ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』54票
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に、ロシア出身でバイエルン州立歌劇場音楽総監督のキリル・ペトレンコが、サイモン・ラトルに代わり2018年に就任する。
キリル・ペトレンコ(1972年生まれ)は、ウィーン国立音楽大学に学ぶ。2013年、バイエルン州立歌劇場の音楽総監督に就任し、バイロイト音楽祭にも登場した。
ヴァイオリニストの矢部達哉をコンサートマスターとして新たに結成された室内オーケストラ「トリトン晴れた海のオーケストラ」の第1回演奏会が、6月20日、第一生命ホール(東京都中央区晴海、晴海トリトンスクエア)で開催された。
同オーケストラは、弦と管のトップ奏者達が集まり、同ホールで行われているセミナーの修了生を交えて結成された室内オーケストラで、指揮者なしで演奏。今後、第一生命ホールのレジデント・オーケストラとして毎年演奏会を行っていくという。
コンサートマスターの矢部達哉は、1968年東京生まれ。89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢される。95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。上野学園大学音楽・文化学部教授。
神戸市などが主催し、これまで世界的な演奏家を数多く輩出してきた「神戸国際フルートコンクール」が、市からの開催費用の捻出が難しくなり、存続の危機に立たされているという。
同コンクールは、世界初のフルート単独の定期コンクールとして1985年に第1回が開催され、以後、4年に一度開催され、2013年には第8回を開催した。
現在では、ミュンヘン、ジュネーブとともにフルートの世界三大コンクールとさえ言われるまでに成長を遂げている。
オーストリア出身のヴァイオリニスト兼指揮者のワルター・ウェラーが死去した。享年76歳。
ウェラーは、17歳でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、その後若くしてコンサートマスターに抜擢され、11年間務めた。その間にウェラー弦楽四重奏団を結成。
1969年にウィーン国立歌劇場の指揮者として活動を開始。1977年にイギリスに移り、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の首席指揮者をそれぞれ歴任した。
2015年度「第23回公益信託 渡邉暁雄音楽基金」の音楽賞は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者の川瀬賢太郎、特別賞は、東京交響楽団の桂冠指揮者ユベール・スダーンと秋山和慶がそれぞれ受賞した。
「渡邉暁雄音楽基金」は、戦後の音楽界の発展に大きく貢献した指揮者・渡邉暁雄の業績を後世に引き継ぐため、1992年6月に創設さ、毎年、次代の音楽界を担う優秀な指揮者、およびオーケストラ界に貢献した関係者の顕彰を行っている。
川瀬賢太郎受賞理由は次の通り。
「川瀬賢太郎氏の活躍は早くから注目されていましたが、とりわけ2014年春、神奈川フィル常任指揮者に就任して以降の実績には目覚しいものがあります。就任記念定期(2014年4月)でのブラームスの「第1交響曲」や、マーラーの「復活」(同年6月)における綿密な設計、チャイコフスキーの第5交響曲」(2015年3月)等における劇的な力感と清澄な叙情性なども、卓越した演奏でした」
東京都交響楽団は、2014年4月から2015年3月までに開催された都響主催公演を中心に、聴衆者から想い出に残った公演の投票結果を発表した(第1位~第15位)。第1 位には、7/20・7/21都響スペシャル(指揮/エリアフ・インバル)マーラー:交響曲第10番(クック補完版)が選ばれた(投票者一人あたりの第1位を5点、第2位を3点、第3位を1点として集計)。第5位までの結果は次の通り。
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第1位 7/20・7/21 都響スペシャル(指揮/エリアフ・インバル)マーラー:交響曲第10番(クック補完版) 132
第2位 8/3 「作曲家の肖像」シリーズVol.98(指揮/マルク・ミンコフスキ)ビゼー:交響曲《ローマ》/《アルルの女》組曲第1番、第2番 106
第3位 3/14 名古屋特別公演、3/15 福岡特別公演、3/18 第784回定期演奏会A(指揮/エリアフ・インバル)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」、ブルックナー:交響曲第4番《ロマンティック》(ノヴァー1878/80) 92
第4位 6/24 第772回定期演奏会B、6/25 第773回定期演奏会A(指揮/ヤクブ・フルシャ)オネゲル:交響的楽章第1番《パシフィック231》、バルトーク:ピアノ協奏曲第3番(ピアノ/アンデルシェフスキ)、ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》 67
第5位 3/8 「作曲家の肖像」シリーズVol.101(指揮/エリアフ・インバル)シューマン:《マンフレッド》序曲/ピアノ協奏曲(ピアノ/河村尚子)/交響曲第4番(1851年改訂版) 51
東京藝術大学は、音楽分野における世界トップアーティストの戦略的育成を目的として、高校2年生からの「飛び入学」実施を起点とした「スペシャルソリストプログラム(SSP:Special Soloist Program)」を新たに開始すると発表した。
「SSP」は、入試改革としての「飛び入学」制度導入を契機に、学部3年間での早期卒業プログラムや海外一線級演奏家による特別レッスン、海外一流音楽大学への留学機会付与等の特別カリキュラムの提供と、授業料免除や特別奨学金、キャリア支援等の総合的なサポートを併せて行うことにしている。
これらは、国内では初の試みであるとともに、国家戦略として世界トップアーティストを育成していくための先駆的な取り組み。