クラシック音楽 ニュース


2024年6月15日

◆音楽之友社、「レコード芸術ONLINE」を9月2日に創刊


 音楽之友社は、9月2日に「レコード芸術ONLINE」を創刊する。

 71年の歴史を持つ月刊「レコード芸術」は、2023年7月号で休刊となったが、2024年春からクラウドファンディングを実施し、このほど目標の金額を達成(目標の113%)したことにより、「レコード芸術ONLINE」を創刊することとなったもの。

「レコード芸術ONLINE」は、月刊「レコード芸術」を継承しつつ、新たなクラシック音楽のオンラインメディアとしてスタートすることになる。

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2024年6月02日

◆「エリザベート王妃国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門、吉田 南が第6位入賞


 「エリザベート王妃国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門で奈良県出身の吉田 南(25歳)が第6位に入賞した。

 吉田 南は、米ボストンのニューイングランド音楽院の修士課程を修了。2021年「ハノーバー国際バイオリン・コンクール」入賞、2022年米国の「インディアナポリス国際バイオリン・コンクール」第3位の実績を持つ。
 

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2024年5月31日

◆原田慶太楼、米デイトン・フィルハーモニック管弦楽団の音楽・芸術監督に就任


 原田慶太楼は、2025年7月1日より米デイトン・フィルハーモニック管弦楽団 (DPO) の音楽・芸術監督に就任する。

 同楽団の92年の歴史の中で5人目の音楽監督となる原田慶太楼は、今後 オペラ、バレエ、オーケストラの各公演で指揮者を務める。

 デイトン・フィルハーモニック管弦楽団は、アメリカ合衆国オハイオ州デイトン市を拠点とするオーケストラで、1933年に設立された。クラシック音楽の名曲から現代音楽、ポップスまで幅広いレパートリーを持つ。シーズンを通じて様々なテーマのコンサートを開催し、地域の聴衆に多様な音楽体験を提供している。主にデイトンのシュスター・センターで演奏している。同管弦楽団は、その長い歴史と地域社会への貢献により、デイトンの文化的なランドマークとなっている。

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2024年5月02日

◆フジコ・ヘミングが死去(享年92歳)


 ピアニストのフジコ・ヘミングが4月21日死去した。享年92歳。

 フジコ・ヘミングは、日本人の母とロシア系スェーデン人を父としてベルリンに生まれる。10歳から、父の友人だったロシア生まれドイツ系ピアニストのレオニード・クロイツアー(1884年―1953年)に師事。青山学院高等部在学中、17歳でデビュー・コンサートを果たす。また、東京音楽学校(現・東京芸術大学)在学中には、「NHK毎日コンクール」「文化放送音楽賞」など多数受賞。28歳でドイツへ留学。ベルリン音楽学校を優秀な成績で卒業。その後長年にわたりヨーロッパに在住し、演奏家としてのキャリアを積む。1999年2月11日、フジコのピアニストとしての人生の軌跡を描いたNHKのドキュメント番組「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」が放映され、日本で大反響を巻き起こす。その後、発売されたデビューCD「奇蹟のカンパネラ」は、発売後3ヶ月で30万枚のセールスを記録し、異例の大ヒットとなった。第14回日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」他各賞を受賞。その後、1999年10月15日の東京オペラシティコンサートホールでの復活リサイタルを皮切りに、本格的な音楽活動を再開し、国内外で活躍した。

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2024年4月25日

◆ヴァイオリニストのHIMARI、2025年3月のベルリン・フィル定期演奏会のソリストに決定


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、2025年3月20日、21日、22日に行われる定期演奏会のヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番に、ヴァイオリニストのHIMARIをソリストに迎えると発表した。

 日本の12歳のヴァイオリニストHIMARIが、クラシック音楽の最高峰のオーケストラベルリン・フィルと共演することで、いよいよ世界の檜舞台への登場となる。

 ヴァイオリンのHIMARI(吉村妃鞠<よしむら ひまり>、2011年生まれ)は、東京都出身。父は作曲家・シンセサイザー演奏家の吉村龍太、母はヴァイオリニストの吉田恭子。3歳からヴァイオリンを始め、6歳でプロのオーケストラと共演を果たす。慶應義塾幼稚舎入学。2018年6歳時に「レオニード・コーガン国際ヴァイオリンコンクール」第1位、同年7歳時に「グリュミオー国際ヴァイオリンコンクール」に最年少で出場し第1位、第15回「リピンスキ・ヴィエニヤフスキ国際ヴァイオリンコンクール」で史上最年少・特賞グランプリ。このほか「モントリオール国際MINI Violin」「グリュミオー国際」「ポスタッキーニ国際」「シェルクンチク国際コンクール」など、7歳から欧州等のコンクールに挑戦しつづけ、8歳までに39のコンクールで第1位を獲得し、各賞の史上最年少優勝記録を更新し続けた。2019年ザハール・ブロン門下生となる。2021年「慶応義塾塾長賞」を受賞。2022年カーティス音楽院に最年少で合格し、大学生とともに学ぶ。同年より拠点をアメリカ(フィラデルフィア)に移し、現在、国内外で活動中。HIMARIの演奏は、N響オーチャード定期第123回でソリストとして出演した際のYouTube映像が「NHK交響楽団YouTube」上で公開されている。(https://www.youtube.com/watch?v=gLKxCepq6s8&t=46s)

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2024年4月25日

◆山田和樹、2025年6月にベルリン・フィルの定期公演で指揮


 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、2025年6月12日、13日、14日のベルリン・フィルの定期公演で山田和樹が指揮すると発表した。

 日本人の指揮者が新たにベルリン・フィルを振るのは、2011年の佐渡裕以来、14年ぶり。

 指揮の山田和樹(1979年生れ)は、神奈川県秦野市出身。東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。1998年横浜シンフォニエッタ音楽監督。2009年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。2010年~2012年NHK交響楽団副指揮者。2011年「出光音楽賞」受賞。2010年~2017年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務める。2012年「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」受賞。2012年「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞。2012年「文化庁芸術祭賞新人賞(音楽部門)」受賞。2014年東京混声合唱団音楽監督に就任。2016年東京混声合唱団理事長職を兼務。2016年モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。2017年第67回「芸術選奨」文部科学大臣新人賞受賞。2018年読売日本交響楽団首席客演指揮者に就任。2023年バーミンガム市交響楽団首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任。

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2024年4月22日

◆辻井伸行、日本人ピアニストとして初めて「ドイツ・グラモフォン」と専属契約を結ぶ


 ピアニストの辻井伸行が、日本人ピアニストとして初めて、クラシック音楽の名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」と専属契約を結んだ。

 辻井伸行(1988年生まれ)は、東京都出身。2005年第15回「ショパン国際ピアノコンクール」で「ポーランド批評家賞」を受賞。2009年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝(日本人として初)。2009年文化庁長官表彰(国際芸術部門)、2010年第11回「ホテルオークラ音楽賞」及び第1回「岩谷時子賞」、2013年「日本ショパン協会賞」受賞。2013年イギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」に出演し”歴史的成功”と称賛された。作曲家としても注目されており、映画「神様のカルテ」で第21回「日本映画批評家大賞」受賞。

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2024年3月29日

◆2023年度第50回「日本ショパン協会賞」、亀井聖矢が受賞


 2023年度第50回「日本ショパン協会賞」は、亀井聖矢が受賞した。 

 日本ショパン協会賞は、各年におけるピアノ演奏会で、フレデリック・ショパン作品に特に優れた演奏を示したピアニストに贈られる。

 賞の授与式は、5月28日(火)~6月1日(土)「ショパン・フェスティバル2024 in 表参道」の開催期間中に行われる。

 ピアノの亀井聖矢(2001年生まれ)は、愛知県一宮市出身。愛知県立明和高校音楽科2年生終了後、桐朋学園大学初となる「飛び入学特待生」として同校に入学。2019年第88回「日本音楽コンクール」で第1位、第43回「ピティナ・ピアノコンペティション」特級グランプリを受賞し、若手音楽家の登竜門とも言われる2つのコンクールで史上初の同時優勝を飾った。2022年スペイン・バルセロナで開催された第67回「マリア・カナルス国際ピアノコンクール」第3位、同年第16回「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」でセミファイナリスト。同年「ロン=ティボー国際コンクール」でサン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番を弾き優勝、および評論家賞、聴衆賞も同時受賞。2023年第32回「出光音楽賞」受賞。2023年度第50回「日本ショパン協会賞」受賞。

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2024年3月29日

◆第55回(2023年度)「サントリー音楽賞」、作曲家の近藤 譲が受賞


 第55回(2023年度)「サントリー音楽賞」は作曲家の近藤 譲が受賞した。贈賞式は2024年5月13日(月)に行われる。

 近藤 譲(1947年生まれ)は、東京都出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。1977~78年ロックフェラー3世財団フェローとしてニューヨークに滞在。1979年カナダ・カウンシルの招きでブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリア大学において客員講師を務める。1986年ブリティッシュ・カウンシル・シニア・フェローとしてロンドンに滞在。1987年米国ハートフォードのハート音楽大学コンポーザー・イン・レジデンス。同年及び2000年英国ダーティントン国際サマースクールで講師を、2015年米国ロチェスター大学イーストマン音楽院において特別客員教授を務めた。

 これまでに、ハーヴァード大学、ニューイングランド音楽院、エディンバラ大学、ヨーク大学、ケルン大学、ハンブルク音楽大学、アムステルダム音楽院等、欧米の多くの大学で自作についての講演を行っている。国内においては、エリザベト音楽大学教授、お茶の水女子大学・大学院教授として、また、東京藝術大学でも長年教鞭をとり、現在、昭和音楽大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。
 
 1980年には現代音楽アンサンブル「ムジカ・プラクティカ」を結成し活動、1991年の解散まで音楽監督を務めた。国内外の優れた演奏家や演奏団体、音楽機関から委嘱を受け、独奏曲から室内楽、管弦楽、声楽曲、オペラ、そして電子音楽作品まで、広範にわたる作品を発表。180曲近くにのぼる作品のほとんどが英国のヨーク大学出版(UYMP)から、そして一部がニューヨークのピータース社から出版されている。また、多くの作品の録音が、ALM、フォンテック、ドイツ・グラモフォン、HatHut(スイス)、Wergo(ドイツ)等のレーベルからリリースされている。
 

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2024年3月24日

◆名ピアニストのマウリツィオ・ポリーニが死去(享年82歳)


 名ピアニストのマウリツィオ・ポリーニが3月23日、イタリア北部ミラノの自宅で死去した。享年82歳。

 マウリツィオ・ポリーニは、イタリア、ミラノ出身。1957年15歳で「ジュネーブ国際コンクール」第2位。1960年18歳で第6回「ショパン国際ピアノコンクール」審査員全員一致で優勝し、一躍国際的な名声を勝ち取る。その後10年近く、表だった演奏活動から遠ざかる。1968年に演奏活動に復帰。現役では最も高い評価を受けているピアニストの一人であった。演奏の正確さから「精密機械」とも称された。 2014年に完成したポリーニによるベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集は、全集の完成までに39年を要した。そして近年、新たなベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の再録音に取り組んでいた。1974年に初来日して以降、たびたび日本も訪れていた。2010年高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)受賞。

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