2021年12月22日
「レコード・アカデミー賞」とはわが国の音楽文化の向上に資する目的を持って、音楽之友社が1963年(昭和38年)に創設したもので、1年間に国内のレコード会社から発売されたクラシック・レコードのうち、同社「レコード芸術」誌「新譜月評」(本年度は2021年1月号~12月号)で高い評価を得たものの中から、部門ごとに演奏や録音などの最も優れたディスクを選定し、発売レコード会社を表彰するもの。
選定委員長は金子建志、選定委員には藤田由之、大木正純、満津岡信育、中村孝義、浅里公三、金子建志、岡部真一郎、長木誠司など26名。
【大賞】 協奏曲部門
ブラームス/ピアノ協奏曲第1番・同第2番
アンドラーシュ・シフ(ピアノ、指揮)
エイジ・オヴ・インライトゥンメント管弦楽団
EC UCC2095~6
【大賞銀賞】 声楽曲部門
J.S.バッハ/ヨハネ受難曲
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパン
BIS KKC6351~2
【大賞銅賞】 室内楽曲部門
ブラームス/ヴィオラ・ソナタ第1番・同第2番、夜うぐいす、子守歌、2つの歌Op.91
アントワーヌ・タメスティ(ヴィオラ)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)
マティアス・ゲルネ(バリトン)
ハルモニア・ムンディ KKC6335