クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2012年 6月

2012年6月25日

◆新国立劇場、次期オペラ部門の芸術監督に飯守泰次郎


 新国立劇場は、2014/2015シーズンからの芸術監督予定者を次の通り決定した。

 オペラ部門:飯守泰次郎<芸術参与任期:平成24(2012)年9月1日~平成26(2014)年8月31日(2年間)、芸術監督の任期(予定):平成26(2014)年9月1日~平成30(2018)年8月31日(4年間)>

 舞踊部門:大原永子<芸術参与任期:平成24(2012)年9月1日~平成26(2014)年8月31日(2年間)、芸術監督の任期(予定):平成26(2014)年9月1日~平成30(2018)年8月31日(4年間)>

 演劇部門:<再任> 宮田慶子 演劇芸術監督<現任期:平成22(2010)年9月1日~平成26(2014)年8月31日(4年間)、再任任期:平成26(2014)年9月1日~平成28(2016)年8月31日(2年間)>

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2012年6月21日

◆ギターの朴 葵姫、アルハンブラ国際ギターコンクールで優勝


 

 ギターの朴 葵姫(パク・キュヒ / Kyu Hee Park)が、6月にスペインのバレンシアで開催されたアルハンブラ国際ギターコンクールで優勝、あわせて聴衆賞を受賞した。

 朴 葵姫は、韓国仁川で生まれ、横浜でギターを始めた。2004年、東京音楽大学に入学。2006年にウィーン国立音楽大学に留学後、ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、ベルギー”ギターの春2008″コンクール第1位など、数々の主要な国際ギターコンクールで受賞を続けてきた。2004年に小沢征爾指揮によるオペラ公演に参加、また2009年ハクジュホールのギター・フェスティバルに参加した。2010年7月「Suenoスエーニョ~夢」(FOCD9480)でCDデビューを果たす。

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2012年6月19日

◆九州交響楽団の次期音楽監督に小泉和裕氏が決定


 九州交響楽団の次期音楽監督に小泉和裕氏が決定した。2013年4月から、音楽監督兼首席指揮者に就任する。

 【小泉和裕氏プロフィール】

 1969年、東京芸術大学指揮科に入学、山田一雄氏に師事。第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第一位入賞。その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してベルリン・デビューを飾った。1975年1月~1979年12月まで新日本フィル音楽監督を務めた。1975年3月には、ベルリン・フィルの定期演奏会に出演するなど欧米の主要オーケストラを指揮する。1983~1989年シーズンまで、カナダのウィニペグ交響楽団の音楽監督、1986年~1989年まで東京都交響楽団の指揮者を務めた。ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団には1988年より定期的に招かれる。1989年4月~1996年3月九州交響楽団首席指揮者を務めた。2006年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、2008年4月より日本センチュリー交響楽団音楽監督、東京都交響楽団レジデント・コンダクターを兼務している。

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2012年6月09日

◆フランス出身の名ピアニスト、フランス・クリダが死去(享年80歳)


 リスト弾きとして知られたれたフランス出身の名ピアニスト、フランス・クリダ(1932年―2012年)が5月17日、パリの自宅で死去した。享年80歳。

 フランス・クリダは、パリ音楽院を一等賞で卒業。その後、クリダはフランツ・リスト国際コンクール(後のブダペスト国際コンクール)に出場、フランツ・リスト賞を受章した。これを機に、リスト弾きとして世界的に注目されるようになる。

 1968年からはリストの主要なピアノ曲すべてを録音する全集企画に取り組み始め、1974年までかけて24枚分のLPレコードを制作、フランス・ディスク大賞を受賞するなど高い評価を受けた。

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