クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2021年 11月

2021年11月13日

◆第71回「ヴィオッティ国際音楽コンクール」のピアノ部門、片田愛理が最高位


 第71回「ヴィオッティ国際音楽コンクール」のピアノ部門で、片田愛理が最高位(第1位なしの第2位)に入賞した。

 片田愛理は、東京音楽大学付属高等学校卒業。現在、東京音楽大学器楽専攻(ピアノ演奏家コース・エクセレンス)4年在学中。ウィーン国立音大大学院.

 2000年「ピティナピアノコンペティション」B級金賞。2001年「神奈川音楽コンクール」低学年の部、最優秀賞。2002年第4回「国際ピアノコンクール 」(サンクトペテルブルク)”A Step Towards Mastery” グループA 第3位。2004年第5回「若い音楽家の為のチャイコフスキー国際コンクール」(倉敷)審査員特別賞。2005年第4回「アルトバレフスカヤ記念青少年国際ピアノコンクール」(モスクワ)第2位、及び特別賞(ベストクラシック賞)。

 2006年第6回「スクリャービン国際ピアノコンクール」(パリ)15歳までの部第1位。2010年第16回「ショパン国際ピアノコンクールに最年少」で参加、二次審査まで進みディプロマ取得。2013年第5回「仙台国際音楽コンクール」第5位。2021年第71回「ヴィオッティ国際音楽コンクール」最高位(第1位なしの第2位)。

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2021年11月11日

◆第10回「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」、嘉屋翔太が最高位


 第10回「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」で嘉屋翔太が最高位(第1位なしの第2位)に入賞した。

 合わせて、聴衆賞とサン゠サーンス最優秀演奏賞も受賞した。

 嘉屋翔太は、2000年生まれ。3歳半よりピアノを始める。開成中学・高等学校を経て、2019年4月より東京音楽大学ピアノ演奏家コース・エクセレンスに特別特待奨学生として在学中。

 2010年第26回「かながわ音楽コンクール」小学3・4年の部にて最優秀賞・中田喜直賞・ヤマハ賞を同時受賞。2017年ウィーン国立音楽大学にてピーター・エフラー氏のマスタークラスを受講、ディプロマを取得。成績優秀者による選抜コンサートに出演。同年第41回「PTNAピアノコンペティション」全国決勝大会G級銀賞並びに洗足学園前田賞。2018年第8回「三善晃ピアノコンクール」特別部門第1位並びに最優秀特別賞・三善作品特別賞を同時受賞。

 現在、ソロでの演奏に留まらず、アンサンブルやオーケストラとの共演にも注力している。2019年第43回「PTNAピアノコンペティション」Pre特級金賞受賞。2021年第10回「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」最高位(第1位なしの第2位)。

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2021年11月03日

◆ピアニストのネルソン・フレイレが死去(享年77歳)


 ピアニストのネルソン・フレイレが死去した。享年77歳。

 ネルソン・フレイレは、ブラジル出身。1958年にウィーン音楽院に留学して、フリードリヒ・グルダの恩師ブルーノ・ザイドルホーファーに師事。1964年「ヴィアナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール」優勝、ロンドンで「リパッティ・メダル」と「ハリエット・コーエン・メダル」を獲得した。

 1959年から国際的な演奏活動を行い、ヨーロッパやアメリカ、カナダ、南米、日本、イスラエルで演奏会を行った。2002年から2003年にかけて、シャイー指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と2度の演奏旅行を行い、また来日してNHK交響楽団とも共演した。2007年、ブラームスのピアノ協奏曲全集を発表し、グラモフォン賞協奏曲部門で受賞。

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2021年11月03日

◆「バルトーク国際コンクール」弦楽四重奏部門、「クァルテット・インテグラ」が優勝


 「バルトーク国際コンクール」弦楽四重奏部門で、桐朋学園大学出身の4人が結成した「クァルテット・インテグラ」が1位になった。

 クァルテット・インテグラは、バイオリン:三沢響果/菊野凛太郎、ビオラ:山本一輝、チェロ:築地杏里により2015年に結成、2018年からサントリーホール室内楽アカデミーに在籍している。

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