クラシック音楽 ニュース

　ロン・ティボー国際音楽コンクールのピアノ部門で、千葉県出身の実川風が３位、京都府出身の深見まどかが５位にそれぞれ入賞した。

　「第84回日本音楽コンクール」のトランペット部門本選の結果は次の通り。

1位　　守岡未央

2位　　鶴田麻記

3位　　小林鴻

入選 　籠谷春香

入選　 河原史弥

入選　 西馬健史

岩谷賞（聴衆賞）　守岡未央

　「第84回日本音楽コンクール」の作曲部門本選の結果は次の通り。

1位　　 向井 響

1位　 　東 俊介

3位　 　樋口鉄平

入選　 向井 航

入選　 川浦義広

入選　 小泉香

入選　　菱田麻耶

岩谷賞（聴衆賞）　向井 響

　「第84回日本音楽コンクール」のバイオリン部門本選の結果は次の通り。

１位　小川恭子

２位　小林壱成

３位　吉江美桜

入選　上野明子

岩谷賞（聴衆賞）　小川恭子

　「第84回日本音楽コンクール」のピアノ部門本選の結果は次の通り。

１位　黒岩航紀

２位　黒田哲平

３位　五十嵐薫子

入選　鉄百合奈

岩谷賞（聴衆賞）　黒田哲平

　「第84回日本音楽コンクール」の声楽部門本選の結果は次の通り。

1位　　城宏憲

2位　　工藤和真

3位　　岡田昌子

入選　 糸数知

入選　 小林大祐

入選　 清水那由太

岩谷賞（聴衆賞）　城宏憲

　「第84回日本音楽コンクール」のクラリネット部門本選の結果は次の通り。

1位　 　勝山大舗

1位　 　コハーン・イシュトヴァーン

3位　 　小林知世

入選　　中舘壮志

入選　　伊藤優美

岩谷賞（聴衆賞）　コハーン・イシュトヴァーン

　わが国を代表する作曲の一人、信時潔の代表作である、独唱、合唱、オーケストラによる交聲曲「海道東征」が東京藝術大学奏楽堂で再演される。

　信時潔（1887年―1965年）は、東京音楽学校（東京藝術大学の前身）に学び、1923年に東京音楽学校教授に就任、1931年の作曲科の創設に尽力した。
　
　信時潔の代表作である「海道東征」は、1940年11月20日に東京音楽学校管絃楽部などによって旧奏楽堂で、抜粋版の形で初演され、同26日に日比谷公会堂にて全曲演奏された。

　今回の演奏会では、東京藝大シンフォニーオーケストラと声楽科学生160名の合唱ほか、声楽科教員のソロによって、75 年ぶりに全曲版での再演がなされる（自筆譜に基づいたハープの使用は初めての試み）。
　
　同時に、最近自筆によるパート譜が発見された、信時潔作曲のピアノ・ヴァイオリン・チェロによる「KINDER TRIO」が初演される。
　
　演奏会当日は、「海道東征」自筆楽譜の展示や、音楽評論家で慶應義塾大学法学部教授の片山杜秀氏による「信時潔と『海道東征』」などの話が予定されている。

　なお、この演奏会はライブ録音され、ナクソス・ジャパンからCDが発売されることになっている。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜信時潔 没後50周年記念演奏会「海道東征」＞

曲　目：①「K I N D E R T R I O」（ピアノ・ヴァイオリン・チェロ）（初演）
　　　　　②我国と音楽との関係を思ひて（小山作之助作歌）（声楽アンサンブル＋弦楽合奏）
　　　　　③絃楽四部合奏（弦楽オーケストラ版）
　　　　　④交聲曲「海道東征」（北原白秋作詩）（独唱、合唱、オーケストラ）

出　演：迫 昭嘉（Pf）／松原勝也（Vn）／河野文昭（Vc）　　

　　　　　菅 英三子（Sop）／平松 英子（Sop）／永井 和子（Alt）／寺谷 千枝子（Alt）
　　　　　永田 峰雄（Ten）／甲斐 栄次郎（Bar）／福島 明也（Bar）

指　揮：湯浅 卓雄

管弦楽：東京藝大シンフォニーオーケストラ

合　 唱：東京藝術大学音楽学部声楽科学生 （ 合唱指揮：阿部 純）
　　　　　NHK東京児童合唱団（児童合唱指揮：大谷 研二）

会　場：東京藝術大学奏楽堂(大学構内)

日　時：2015年11月28日（土）　午後3時

　第17回ショパン国際ピアノコンクールは、韓国のチョ・ソンジン（21歳）が優勝した。
　
　韓国人として初の快挙。チョ・ソンジンは、2009年の第7回浜松国際ピアノコンクールで優勝した実績がある。
　
　日本からただ一人本選まで進んだ小林愛実（20歳）は入賞を逃した。

　なお、11月20日（金）、21日（土）に開催されるNHK交響楽団1821回定期公演において、チョ・ソンジンのピアノ独奏でショパン「ピアノ協奏曲第1番」（指揮：ウラディーミル・フェドセーエフ）が演奏される。

　2015年「第17回東京国際音楽コンクール＜指揮＞」の本選が10月18日に行われ、ディエゴ・マルティン・エチェバリア（スペイン）が第１位となった。

　日本人では、太田弦（札幌出身・東京芸大音楽学部指揮科４年）が第2位と聴衆賞、アサヒビール賞を受賞した。

　「東京国際音楽コンクール＜指揮＞」は、アジアで唯一の指揮者の登龍門として1967年から開始され、３年に一度開催されている。

　
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第1位　ディエゴ・マルティン・エチェバリア（スペイン）

第2位　太田　弦（日本）

第3位　コリーナ・ニーマイヤー（ドイツ）

奨励賞　オンドジェイ・ブラベッツ（チェコ）

特別賞・齋藤秀雄賞　ディエゴ・マルティン・エチェバリア（スペイン）

アサヒビール賞　ディエゴ・マルティン・エチェバリア（スペイン）
　　　　　　　　　　　太田　弦（日本）
　　　　　　　　　　　コリーナ・ニーマイヤー（ドイツ）

聴衆賞　太田　弦（日本）