2014年7月27日
都心にあるクラシック音楽のコンサートホールとして長年親しまれてきた津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷)が、2015年3月で閉館することになった。
これは津田ホールの経営母体である津田塾大学の施設変更によるもの。
都心にあるクラシック音楽のコンサートホールとして長年親しまれてきた津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷)が、2015年3月で閉館することになった。
これは津田ホールの経営母体である津田塾大学の施設変更によるもの。
ドイツ、ライプチヒで開催の「国際バッハコンクール」のバイオリン部門で、東京芸術大2年の岡本誠司(20歳、千葉県市川市出身)が1位になった。
旧東ドイツ時代の1950年に始まった同コンクールのバイオリン部門で、日本人が1位になったのは初めて。
同コンクールは、バッハ演奏家の登竜門として2年ごとに開催されている。
ユニバーサルミュージックは、没後25年を迎えた大指揮者カラヤンを記念して、ファン投票「あなたが選ぶカラヤンのベスト・レコーディング」を行い、結果を次の通り発表した。
第1位 ベートーヴェン:交響曲 第9番《合唱》
第2位 ブラームス:交響曲 第1番
第3位 チャイコフスキー:交響曲 第6番《悲愴》
第4位 ベートーヴェン:交響曲 第5番《運命》
第5位 ドヴォルザーク:交響曲 第9番《新世界より》
第6位 ベートーヴェン:交響曲 第6番《田園》
第7位 ホルスト:組曲《惑星》
第8位 マーラー:交響曲 第5番
第9位 R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》
第10位 グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲
「第26回高松宮殿下記念世界文化賞」が発表され、音楽部門では、アルヴォ・ペルト(エストニア)が受賞した。
音楽部門の受賞者のアルヴォ・ペルトは、1941年1月21日、スペイン・マドリード生まれの作曲家。1963年に28歳でタリン音楽院(現エストニア音楽演劇アカデミー)を卒業。ソ連統治下、わずかに手に入る情報をもとに、現代音楽の技法を身につけた。
1960年代後半から、グレゴリオ聖歌など中世の単旋聖歌、ルネサンス期の多声聖歌など「祈り」の音楽の探求に転じ、簡素な音の組み合わせを、まるで鈴の音が鳴り続けるように一定のリズムで繰り返す「ティンティナブリ」という技法を見つけ、1976年のピアノのための小品「アリーナのために」で独自のスタイルの確立を印象づけた。
2010年には、エストニア各地で生誕75周年を記念するイベントが行われ、30年ぶりに祖国に帰国。首都タリン近郊に自筆の楽譜、各種資料などを保管する「アルヴォ・ペルト・センター」が設立された。エストニアから初の世界文化賞受賞となった。
授賞式は10月15日に東京・明治記念館で行われることになっている。
指揮者のロリン・マゼールが死去した(享年84歳)。
ロリン・マゼールは、バイエルン放送交響楽団首席指揮者、ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、クリーヴランド管弦楽団音楽監督などを歴任した巨匠であった。