クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2014年 7月

2014年7月27日

◆津田ホール、2015年3月で閉館


 都心にあるクラシック音楽のコンサートホールとして長年親しまれてきた津田ホール(東京都渋谷区千駄ヶ谷)が、2015年3月で閉館することになった。

 これは津田ホールの経営母体である津田塾大学の施設変更によるもの。

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2014年7月19日

◆「国際バッハコンクール」のバイオリン部門で、岡本誠司が1位


 ドイツ、ライプチヒで開催の「国際バッハコンクール」のバイオリン部門で、東京芸術大2年の岡本誠司(20歳、千葉県市川市出身)が1位になった。

 旧東ドイツ時代の1950年に始まった同コンクールのバイオリン部門で、日本人が1位になったのは初めて。

 同コンクールは、バッハ演奏家の登竜門として2年ごとに開催されている。

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2014年7月17日

◆ユニバーサルミュージック、カラヤンのファン投票の結果を発表


 ユニバーサルミュージックは、没後25年を迎えた大指揮者カラヤンを記念して、ファン投票「あなたが選ぶカラヤンのベスト・レコーディング」を行い、結果を次の通り発表した。

 第1位 ベートーヴェン:交響曲 第9番《合唱》
 第2位 ブラームス:交響曲 第1番
 第3位 チャイコフスキー:交響曲 第6番《悲愴》
 第4位 ベートーヴェン:交響曲 第5番《運命》
 第5位 ドヴォルザーク:交響曲 第9番《新世界より》
 第6位 ベートーヴェン:交響曲 第6番《田園》
 第7位 ホルスト:組曲《惑星》
 第8位 マーラー:交響曲 第5番
 第9位 R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはかく語りき》
 第10位 グリーグ:《ペール・ギュント》第1組曲

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2014年7月17日

◆「第26回高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門受賞者にアルヴォ・ペルト


 「第26回高松宮殿下記念世界文化賞」が発表され、音楽部門では、アルヴォ・ペルト(エストニア)が受賞した。

 音楽部門の受賞者のアルヴォ・ペルトは、1941年1月21日、スペイン・マドリード生まれの作曲家。1963年に28歳でタリン音楽院(現エストニア音楽演劇アカデミー)を卒業。ソ連統治下、わずかに手に入る情報をもとに、現代音楽の技法を身につけた。

 1960年代後半から、グレゴリオ聖歌など中世の単旋聖歌、ルネサンス期の多声聖歌など「祈り」の音楽の探求に転じ、簡素な音の組み合わせを、まるで鈴の音が鳴り続けるように一定のリズムで繰り返す「ティンティナブリ」という技法を見つけ、1976年のピアノのための小品「アリーナのために」で独自のスタイルの確立を印象づけた。

 2010年には、エストニア各地で生誕75周年を記念するイベントが行われ、30年ぶりに祖国に帰国。首都タリン近郊に自筆の楽譜、各種資料などを保管する「アルヴォ・ペルト・センター」が設立された。エストニアから初の世界文化賞受賞となった。

 授賞式は10月15日に東京・明治記念館で行われることになっている。

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2014年7月14日

◆指揮者のロリン・マゼールが死去(享年84歳)


 指揮者のロリン・マゼールが死去した(享年84歳)。

 ロリン・マゼールは、バイエルン放送交響楽団首席指揮者、ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、クリーヴランド管弦楽団音楽監督などを歴任した巨匠であった。

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