2021年9月30日
◆大野和士、ベルギーのブリュッセル・フィル音楽監督就任
指揮者の大野和士が、2022/23 シーズンよりブリュッセル・フィルハーモニックの音楽監督に就任する。
現在、大野和士は、バルセロナ交響楽団ならびに東京都交響楽団音楽監督、新国立劇場オペラ芸術監督を務めている。
ブリュッセル・フィルハーモニックは、ベルギー・ブリュッセルを本拠地とするオーケストラ(旧称:BRTフィルハーモニー管弦楽団、BRTNフィルハーモニー管弦楽団、フランダース放送管弦楽団)。現在はフラマン語共同体の一組織となっている。
ベルギー国立放送協会(NIR/INR)が1935年に発足させた放送用アンサンブルが前身。1998年に自主運営団体への改組に伴いフランダース放送管弦楽団と改称。2008年に現在名となった。
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2021年9月24日
◆東京フィル、年末恒例のベートーヴェン「第九」の指揮者はケンショウ・ワタナベ
東京フィルハーモニー交響楽団は、2021年12月23日(木)、12月25日(土)、12月26日(日)に、恒例のベートーヴェン「第九」特別演奏会を開催するが、指揮者はケンショウ・ワタナベ、独唱陣は、ソプラノ:迫田美帆、アルト:中島郁子、テノール:清水徹太郎、バリトン:伊藤貴之、合唱は新国立劇場合唱団。
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指揮のケンショウ・ワタナベ(1987年生まれ)は、横浜出身。5歳の時、父親の仕事の関係で渡米。その後はアメリカを生活拠点とする。カーティス音楽院卒業。指揮の指導者として名高いオットー=ヴェルナー・ミュラーに師事。イェール大学音楽院でヴァイオリンを学び修士号を取得。音楽の分野の他にも、イェール大学で分子・細胞・発生生物学の学位を取得している。
2016/17シーズンよりフィラデルフィア管弦楽団アシスタント・コンダクター。2013~15年、ヤニック・ネゼ=セガンのもとでカーティス音楽院指揮科フェローを務める。2017年4月、体調不良のネゼ=セガンに代わり、フィラデルフィア管弦楽団定期演奏会にて、ピアニストのダニール・トリフォノフとの共演によりデビューを果たす。急な代役にもかかわらず、名演との評価を博し、一躍世界的な注目を集めた。また、オペラも得意としており、カーティス歌劇場を中心に多くのオペラ作品を指揮している。
2018年、セイジ・オザワ松本フェスティバルでサイトウ・キネン・オーケストラを指揮し、バーンスタイン:「キャンディード」序曲と、ミュージカル「オン・ザ・タウン」から3つのダンス・エピソードを指揮して好評を得た。東京フィルへは2019年11月定期演奏会に登壇し、躍動感あふれるマーラーを披露した。
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<東京フィルハーモニー交響楽団:ベートーヴェン「第九」特別演奏会>
2021年12月23日(木)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
2021年12月25日(土)19:00開演 サントリーホール 大ホール
2021年12月26日(日)15:00開演 Bunkamura オーチャードホール
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2021年9月20日
◆大阪交響楽団、山下一史が常任指揮者に就任
大阪交響楽団は、2022年4月から山下一史が常任指揮者に就任する。任期は3年。
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常任指揮者:山下一史
ミュージックパートナー:柴田 真郁
首席客演指揮者:髙橋 直史
名誉指揮者:外山 雄三(2020年4月~)
なお、正指揮者の太田 弦は2022年3月末をもって任期満了に伴い退任する。
山下一史(1961年生まれ)は、広島市出身。1977年桐朋学園高校音楽科に入学。チェロを井上頼豊氏に、指揮を尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、(故)森正の各氏に師事。1982年「第17回民音指揮コンクール」で奨励賞を受賞。1984年桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年デンマークで開かれ「たニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。1985年12月からカラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントを務め、1986年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で、急病のカラヤンの代役として、急遽ジーンス姿のまま「第9」を指揮、話題となる。その成功以来、ザルツブルク・フィングステン音楽祭でカラヤンのスタンバイ指揮者として契約。ヘルシンボリ交響楽団(スウェーデン)の首席客演指揮者を務めた。2016年4月より千葉交響楽団音楽監督に就任。2022年4月より愛知室内オーケストラ音楽監督に就任。東京藝術大学音楽学部指揮科教授。
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2021年9月19日
◆「リーズ国際ピアノ・コンクール」、小林海都が第2位入賞
イギリス中部のリーズで開かれていた「リーズ国際ピアノ・コンクール」で、スイス在住の小林海都が第2位に入賞した。
「リーズ国際ピアノコンクール」は、3年ごとに、イギリス、イングランド北部の都市リーズで開催される国際的なピアノコンクール。過去の受賞者には、マレイ・ペライア、内田光子、小川典子などが含まれる。
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2021年9月14日
◆山田和樹、2023年4月からバーミンガム市交響楽団の首席指揮者に就任
指揮者の山田和樹は、2023年4月から英国のオーケストラ、バーミンガム市交響楽団の首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーに就任する。
山田和樹は、2018年から同楽団の首席客演指揮者を務めている。
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2021年9月14日
◆「高松宮殿下記念世界文化賞」、音楽部門でチェロ奏者ヨーヨー・マが受賞
第32回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者が発表された。
音楽部門では、10代でチェロの巨匠と肩を並べ、これまでに100作以上のアルバムをリリース、グラミー賞を18回受賞、ジャンルを“越境”するチェロ奏者ヨーヨー・マ(アメリカ)が受賞した。
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【第32回 高松宮殿下記念世界文化賞受賞者】
■ 絵画部門 セバスチャン・サルガド (ブラジル/フランス)
■ 彫刻部門 ジェームズ・タレル (アメリカ)
■ 建築部門 グレン・マーカット (オーストラリア)
■ 音楽部門 ヨーヨー・マ (アメリカ)
■ 演劇・映像部門 該当者なし
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2021年9月14日
◆「ミュンヘン国際音楽コンクール」ピアノデュオ部門で坂本姉妹が第3位入賞
ドイツ公共放送ARD主催の第70回「ミュンヘン国際音楽コンクール」において、福岡市出身で、ドイツ在住の坂本彩とリサ姉妹がピアノデュオ部門で第3位に入賞した。
ピアノデュオ部門での日本人の受賞は初めて。
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2021年9月13日
◆「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」室内楽部門でピアノの大淵真悠子とチェロの三井静の男女のデュオが2位に入賞
第28回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」の室内楽部門の決勝が行われ、ピアノの大淵真悠子とチェロの三井静の男女のデュオが2位に入賞した。
大淵真悠子は、現在ウィーン在住。三井静は、現在ドイツ・ミュンヘン在住。
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2021年9月13日
◆「ミュンヘン国際音楽コンクール」バイオリン部門で岡本誠司が優勝
第70回「ミュンヘン国際音楽コンクール」のバイオリン部門で岡本誠司が優勝した。
岡本誠司(27歳)は、東京芸術大学を卒業後、ドイツのクロンベルク・アカデミーに在籍。これまで、2014年「ドイツ国際バッハコンクール」で優勝したほか、多くの国際コンクールで入賞を果たしてきた。
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2021年9月08日
◆東京ニューシティ管弦楽団、名称を「パシフィック フィルハーモニア東京」に変更し飯森範親が新音楽監督に就任
9月8日、東京ニューシティ管弦楽団は、新音楽監督並びに新楽団名称発表を行った。
新楽団名は、「パシフィック フィルハーモニア東京(Pacific Philharmonia Tokyo)」。 飯森範親が新音楽監督に就任する。
指揮の飯森範親(1963生まれ)は、1986年桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。1989年からバイエルン国立歌劇場でサヴァリッシュのもとで研鑚を積む。1994年東京交響楽団専属指揮者に就任。1994年CD録音での成功が高く評価され、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者(1994年~1998年)に就任。1995年~2002年広島交響楽団正指揮者。2001年バーデン=ヴュルテンベルク州のヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督に就任(現首席客演指揮者)。2004年山形交響楽団の常任指揮者、2007年より同楽団音楽監督に就任し、現在は同楽団芸術総監督。2006年度(平成18年度)「芸術選奨新人賞」を受賞。2014年日本センチュリー交響楽団首席指揮者に就任。2020年東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者に就任。2021年パシフィック フィルハーモニア東京音楽監督に就任。
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