2019年9月30日
第1回「イタリア国際指揮者コンクール」において、平林 遼が第3位に入賞した。
平林 遼は、2011年東京音楽大学指揮科を卒業。同大学にて、指揮を広上淳一氏に師事、また、在学期間中に井上道義氏にも師事。2014年ロリン・マゼール氏審査の選考を経て、マエストロ・マゼール・マスタークラスに招待される。欧州留学のため、2015年から2017年までベルリン在住。
第1回「イタリア国際指揮者コンクール」において、平林 遼が第3位に入賞した。
平林 遼は、2011年東京音楽大学指揮科を卒業。同大学にて、指揮を広上淳一氏に師事、また、在学期間中に井上道義氏にも師事。2014年ロリン・マゼール氏審査の選考を経て、マエストロ・マゼール・マスタークラスに招待される。欧州留学のため、2015年から2017年までベルリン在住。
2019年第56回「ブザンソン国際指揮者コンクール」の決勝がフランス東部ブザンソンで行われ、青森県三沢市出身の沖澤のどか(ベルリン在住)か優勝した。同コンクールでの日本人の優勝は、4大会ぶり10人目。
沖澤のどかは、2018年第18回「東京国際音楽コンクール<指揮>」で女性として初めて1位を獲得している。
2019年第31回「高松宮殿下記念世界文化賞」、音楽部門はヴァイオリンのアンネ=ゾフィー・ムターが受賞した。
アンネ=ゾフィー・ムターは、現代最高のヴァイオリニストの一人で、「ヴァイオリンの女王」とも呼ばれるドイツ人演奏家。13歳でヘルベルト・フォン・カラヤンに見いだされデビュー。以後、カラヤン指揮のベルリン・フィルと共演を重ね、モーツァルトやベートーヴェンなどの名作協奏曲を演奏した。その後も、ズービン・メータ、小澤征爾ら世界の名指揮者・演奏家と共演。非常に細かい独特のビブラートなど卓越した演奏技術を持ち、ストラディバリウスが愛器。手掛けるレパートリーは幅広く、現代音楽に対する理解の広さでも知られる。後進音楽家の育成に力を注ぎ、東日本大震災の被災者らを支援する公演を実施するなど、積極的な教育・慈善活動は世界各地で評価され、揺るぎない人気を誇る。2017年フランス芸術文化勲章「コマンドゥール」を受章。2019年「音楽のノーベル賞」といわれる「ポーラー音楽賞」(スウェーデン)に輝いた。
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絵画部門:ウィリアム・ケントリッジ
彫刻部門:モナ・ハトゥム
建築部門 :トッド・ウィリアムズ&ビリー・ツィン
音楽部門:アンネ=ゾフィー・ムター
演劇・映像部門:坂東 玉三郎
2019 若手芸術家奨励制度受賞者:デモス(フィルハーモニー・ド・パリ)= フランス
2019年「ブゾーニ国際ピアノコンクール」がイタリア北部ボルツァーノで行われ、東京都出身の桑原志織が第2位に入賞した。
同コンクールは若手ピアニストの登竜門として知られる。
桑原志織は、東京芸大音楽学部器楽科ピアノ専攻を2018年に首席で卒業。
2019年「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において、佐藤晴真が優勝した。「ミュンヘン国際コンクール」チェロ部門において日本人が優勝するのは初。
チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身(21 歳)。現在、ベルリンに在住し、ベルリン芸術大学で学んでいる。
第26回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」がオーストリア南部のペルチャッハで開かれ、神奈川県藤沢市出身の三原未紗子が優勝した。第2位には東京出身の尾島紫穂、第3位には神奈川出身の石井楓子が入り、日本の音楽家が上位を独占した。
同コンクールは、ブラームスにちなんで毎年開催されるヨーロッパの権威あるコンクールの1つで、若手音楽家の登竜門としても知られる。
第29回「芥川也寸志サントリー作曲賞」の公開演奏・選考会が9月31日にれ、稲森安太己の「『擦れ違いから断絶』大アンサンブルのための」が受賞した。
「芥川也寸志サントリー作曲賞」は、オーケストラ作品を対象にした作曲家の賞で、今回から芥川作曲賞から賞名を変更した。