2015年5月31日
2015年度「武満徹作曲賞」の本選が5月31日に行われ、第1位は、フィンランドのセバスチャン・ヒッリとトルコのイーイト・コラットが受賞した。
今回の「武満徹作曲賞」は、44か国から151作品の応募があった。
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第1位:セバスチャン・ヒッリ(フィンランド) リーチングス
第1位:イーイト・コラット(トルコ) [difeʁãs]
第2位:ファビア・サントコフスキー(スペイン) 存在の絵
第2位:トーマス・ヴァリー(オーストリア) ループ・ファンタジー
2015年度「武満徹作曲賞」の本選が5月31日に行われ、第1位は、フィンランドのセバスチャン・ヒッリとトルコのイーイト・コラットが受賞した。
今回の「武満徹作曲賞」は、44か国から151作品の応募があった。
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第1位:セバスチャン・ヒッリ(フィンランド) リーチングス
第1位:イーイト・コラット(トルコ) [difeʁãs]
第2位:ファビア・サントコフスキー(スペイン) 存在の絵
第2位:トーマス・ヴァリー(オーストリア) ループ・ファンタジー
世界3大音楽コンクールの一つエリザベート王妃国際音楽コンクールがブリュッセルで行われ、バイオリン部門で、横浜市出身の毛利文香(21歳)が6位に入賞を果たした。
上方落語家の桂米団治がオペラと上方落語とを融合させ創作した「おぺらくご」の公演が、歌舞伎舞台を持つ京都造形芸術大・春秋座(京都市左京区)において、6月6日に開催される。上演題目は、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」。
桂米団治の趣味は、ピアノを弾くこと、絵を描くこと、モーツァルト・古代史・私的な国際学の研究、神社巡りで、以前からクラシック音楽好きで知られる。この結果、オペラと落語のコラボレーションを模索し、その結果「おぺらくご」のスタイルを創作した。
演奏は京都フィルハーモニー室内合奏団で、日紫喜恵美(ソプラノ)、伊藤絵美(メゾソプラノ)、清水徹太郎(テナー)が共演する。
フランス文化省が選ぶローマ賞(「ローマ・フランスアカデミー滞在者」賞)に作曲家の酒井健治(37歳)が選ばれた。
ローマ賞は、作曲や造形芸術、映画脚本、文芸などに取り組む若手が、ローマのメディチ荘に滞在して研鑽を積むための、権威ある奨学金制度。
酒井健治は、2012年にエリザベート王妃国際音楽コンクールでグランプリ、2013年に芥川作曲賞を受賞。
NHK交響楽団の中国・北京での特別公演が、日本・中国、両国の関係団体、民間企業等の共催により、10月31日に開催されることが決定した。
同楽団としては、2012年以来3年ぶりの北京公演で、指揮者は現代中国を代表する作曲家でもあるタン・ドゥン、ソリストはヴァイオリニストの諏訪内晶子が共演する。
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<NHK交響楽団 中国北京公演>
細川俊夫:遠景III~福山の海風景~
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
タン・ドゥン:未定
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
指揮:タン・ドゥン
管弦楽:NHK交響楽団
ヴァイオリン:諏訪内晶子
会場:国家大劇院音楽庁
日時:2015年10月31日(土) 開演 7:30pm
日本演奏連盟は、創立50周年を記念して、これまでの日本クラシック音楽界の足跡を辿る連続演奏会“演奏家と邦人作曲家シリーズ”を以下の通り、サントリーホールブルーローズ(東京)で開催する。
出演は、大ベテランや国際的に活躍するスターから若手実力派までが、連日共演する。
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第一夜 山田耕筰と信時潔~没後50年記念~7月6日(月) 18:30
第二夜 歌の日~日本歌曲の歴史を辿って~7月7日(火) 18:30
第三夜 ピアノの日~邦人ピアノ作品10選~7月8日(水) 18:30
第四夜 器楽の日~初演のあの感動をもう一度~7月9日(木) 18:30
第五夜 合唱の日~戦後の合唱曲ベスト・セレクション~7月10日(金) 18:30
最終日 室内オペラの日~オペラと能狂言のコラボレーション作品~7月12日(日) 14:00
「三人の女達の物語」「黒塚」
イタリアで行われた若手ピアニストのための「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」で、反田恭平が、古典派部門でモーツァルトの協奏曲弟9番「ジュノーム」を演奏し優勝を果たした。
「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」は、1991年から毎年開催されており、今回で25回目を迎える。
反田恭平は、2012年第81回日本音楽コンクールで第1位を獲得した期待の新人。
ベルリン・フィルは、2018年に任期切れとなる首席指揮者兼芸術監督サイモン・ラトルの後任を協議したが、結論を出せなかった。
今後1年以内に再投票を行い、後任者を選出する。
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2015」は、5月2日から5月4日までの3日間、東京国際フォーラムを中心に大手町・丸の内・有楽町エリア等にて開催され、約42万7千人が来場した。
出演者総数は2,344人、出演者総数は2,344人、総公演等回数は395公演(回)であった。
アジア唯一のヴィオラ単独の国際コンクールである「第3回東京国際ヴィオラコンクール」が5月30日~6月7日に、上野学園石橋メモリアルホールで開催される。
東京国際ヴィオラコンクールは、世界的ヴィオラ奏者・今井信子の提唱によるヴィオラ音楽の祭典「ヴィオラスペース」(公開マスタークラスとコンサート)の一環として2009年に創設された。
同コンクールは3年に1度開催され、入賞者には、翌年以降の「ヴィオラスペース」への出演が約束される。
本選は6月5日~6日、さらに第1位、第2位、第3位受賞者による入賞記念コンサートは7日行われる。