クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2023年 4月

2023年4月29日

◆指揮者の原田慶太楼、米「サー・ゲオルク・ショルティ コンダクター賞」を日本人として初めて受賞


 指揮者の原田慶太楼が、「サー・ゲオルク・ショルティ コンダクター賞」を受賞した。

 この賞は、米ショルティ財団により、アメリカに居住権を持つ若い指揮者の活動を支援する目的で設けられた。

 原田慶太楼は、これまで「同キャリア支援賞」を6回受賞してきたが、この度、トップ賞となる「同コンダクター賞」を日本人として初めて受賞した。

 指揮の原田慶太楼(1985年生まれ)は、東京都品川区出身。2004年イリノイ大学に入学、2006年マーサー大学に入学。2006年メーコン交響楽団のアシスタント・コンダクターに就任。アメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督、アリゾナ・オペラ団アソシエイト・コンダクター、リッチモンド交響楽団アソシエイト・コンダクター、フェニックス・ユース・シンフォニー音楽監督、ツーソン交響楽団「TSOロック・ザ・FOX」首席客演指揮者、シエラ・ビスタ交響楽団首席客演指揮者などを歴任。2015年シンシナティ交響楽団アソシエイトコンダクター、2017年サヴァンナ・フィルハーモニック音楽&芸術監督、2021年東京交響楽団正指揮者に就任。2022年「渡邉曉雄音楽基金音楽賞」受賞。2022年「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞。2023年「サー・ゲオルク・ショルティ コンダクター賞」受賞。

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2023年4月13日

◆月刊「レコード芸術」(音楽之友社刊)、2023年7月号(6月20日発売)で休刊


 月刊「レコード芸術」(音楽之友社刊)が、2023年7月号(6月20日発売)をもって休刊となる。

 「レコード芸術」は、クラシック・レコード評論の専門誌として1952年3月に創刊され、70年を超えて、わが国のクラシック音楽ファンに愛読されてきた。

 しかし、近年の当該雑誌を取り巻く大きな状況変化、さらに用紙など原材料費の高騰等の要因により、休刊のやむなきに至ったという。

 毎月のCD評や毎年発表される「レコード・アカデミー賞」は、わが国のクラシック音楽界の礎となってきただけに、その休刊が惜しまれる。

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2023年4月01日

◆第17回「ルービンシュタイン国際コンクール」、黒木雪音が第3位に入賞


 イスラエルのテルアビブで開催された第17回「ルービンシュタイン国際コンクール」で黒木雪音が第3位に入賞した。

 ピアノの黒木雪音は、1998年生まれ。昭和音楽大学器楽学科ピアノ演奏家コースで学ぶ。7歳で東京ニューシティ管弦楽団と共演し、これまでに国内外数多くのオーケストラと共演。またロシア、リトアニア等の音楽祭にも招かれ、数多くのコンサートに出演する。第1回ハノイ国際ピアノコンクール(ベトナム)A部門第1位、及び ベストショパンプレイヤー賞、 第1回国際青少年フェスティバルコンクール(カザフスタン)“アスタナ・ ピアノパッション”ミドル部門 第1位、第15回ショパン国際ピアノコンクール in ASIAコンチェルトB部門金賞、第7回 福田靖子賞選考会 福田靖子賞(第1位)、第10回 バリスドバリョーナス国際青少年ピアノ&バイオリンコンクール(リトアニア)C 部門 グランプリ・全部門総合優勝、第41回ピティナ・ピアノコンペティション G 級金賞、第19回ショパン国際コンクールin ASIAプロフェッショナル部門金賞受賞。 その他に、第11回千葉市芸術新人賞受賞、第9回岩谷時子賞Foundation for Youth受賞。2022年第12回「ダブリン国際ピアノコンクール」第1位。同年「フランツ・リスト国際ピアノコンクール」第1位。2023年第17回「ルービンシュタイン国際コンクール」第3位。

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