2018年3月30日
第49回(2017年度)「サントリー音楽賞」は、読売日本交響楽団が受賞した。
読売日本交響楽団は、1962年、クラシック音楽の振興と普及のために読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビのグループ3社を母体に設立された。アルブレヒトやスクロヴァチェフスキなど、世界的なアーティストが歴代の常任指揮者を務めてきた。
2010年4月からフランスの名匠シルヴァン・カンブルランが第9代常任指揮者に就き、活発なコンサート活動を行っている。2015年3月には、12年ぶりとなる欧州ツアーをカンブルランの指揮で行い、楽団の実力を欧州の地に刻印した。
2017年11月にはメシアンの歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」公演(全曲日本初演)を行い、「音楽の友」誌の「コンサート・ベストテン2017」で第1位となるなど絶賛を浴びた。