クラシック音楽 音楽の泉


バックナンバー 2013年 7月

2013年7月29日

♪ クラシック音楽へのお誘い<3> ショパン名曲集


~ショパン名曲集~

ピアノ:ハリーナ・チェルニー=ステファンスカ

CD:ソニー・ミュージックディストリビューション BVCC-38335

<ディスク:1>

夜想曲変ロ短調op.9-1
夜想曲変ホ長調op.9-2
夜想曲嬰へ長調op.15-2
夜想曲嬰ハ短調op.27-1
幻想即興曲嬰ハ短調op.66
練習曲ホ長調op.10-3「別れの曲」
練習曲ハ短調op.10-12「革命」
ポロネーズ第3番イ長調op.40-1「軍隊ポロネーズ」
バラード第1番ト短調op.23
バラード第4番へ短調op.52

<ディスク:2>

ワルツ変ホ長調op.18「華麗なる大円舞曲」
ワルツ変ニ長調op.64-1「小犬のワルツ」
ワルツ嬰ハ短調op.64-2
ワルツ変イ長調op.69-1「告別」
ワルツ ロ短調op.69-2
前奏曲イ長調op.28-7
前奏曲変ニ長調op.28-15「雨だれ」
マズルカ変ロ長調op.7-1
マズルカ イ短調op.7-2
マズルカ ト短調op.24-1
マズルカ ハ短調op.30-1
マズルカ ロ短調op.30-2
マズルカ嬰ト短調op.33-1
マズルカ ニ長調op.33-2
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調op.22

 ショパンのピアノ曲は、クラシック音楽におけるスタンダードナンバーといってもいいほど、多くの人の共感を得ている名曲が数多くあります。これらの曲の多くは、表面的にはピアノ音楽の華麗で優美な面が魅力となっていることは事実ですが、その奥にはショパンの祖国を思う激しい闘争心が潜んでいる曲も少なからずあります。よく、ショパンのピアノ曲の表面は綺麗な花で覆われているが、その奥には大砲が隠されている、などと表現されます。そんなショパンのピアノ曲のエッセンスが収められているCDから聴き始めることをお勧めします。

 

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2013年7月01日

♪ クラシック音楽へのお誘い<2> チャイコフスキー:弦楽セレナード


チャイコフスキー:弦楽セレナード

管弦楽:オルフェウス室内管弦楽団

CD:POLYDOR F35G 50457

 名曲は、往々にして初演の時には、聴衆の関心を引かないか、批判を浴びることすらあります。ところがチャイコフスキーの作曲した弦楽セレナードに関しては、このことが当て嵌まりません。1881年の初演の時から大変好評を博したようであり、チャイコフスキー自身も、支援者だったメック夫人宛てに「きっと満足していただけるものと思います」と書き送ったほどの自信作。そして今聴いてみても「こんなに美しく、しかも哀愁の思いがたっぷりと込められた弦楽合奏曲は他には見当たらない」と思うほどの名曲なのです。

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