クラシック音楽 日本の歌


2014年6月01日

♪ 「日本の歌」のルーツを訪ねて 13 由紀さおり・安田祥子

~由紀さおり・安田祥子 ベスト&ベスト~

赤いくつ          野口雨情・詞/本居長世・曲/坂田晃一・編
赤とんぼ       三木露風・詞/山田耕作・曲/小六禮次郎・編
お正月        東 くめ・詞/滝廉太郎・曲/小六禮次郎・編
早春賦        吉丸一昌・詞/中田 章・曲/小六禮次郎・編
故郷           高野辰之・詞/岡野貞一・曲/坂田晃一・編
夕やけこやけ     中村雨紅・詞/草川 信・曲/坂田晃一・編
叱られて      清水かつら・詞/弘田龍太郎・曲/ 坂田晃一・編
ちいさい秋みつけた サトウ・ハチロー・詞/中田喜直・曲/小六禮次郎・編
月の砂漠      加藤まさを・詞/佐々木すぐる/坂田晃一・編
椰子の実      島崎藤村・詞/大中寅二・曲/美野春樹・編
夏の思い出      江間章子・詞/中田喜直・曲/美野春樹・編
花             武島羽衣・詞/滝廉太郎・曲/美野春樹・編

歌:由紀さおり・安田祥子

CD:EMIミュージック・ジャパン PBB-501

 姉の安田祥子と妹の由紀さおり(安田章子)は、小学生時代、ひばり児童合唱団に所属し、コロムビアより童謡歌手デビューを果たした。以後、コンサート、少女雑誌などで活躍。1982年に姉妹としての活動が始まり、1986年、童謡コンサート「あの時、この歌」がスタートとなった。その後、姉の安田祥子は、クラシック音楽の道を歩み、東京芸術大学を卒業後、ジュリアード音楽院、ロチェスターのイーストマン音楽院で学び、東京芸術大学講師を18年間続けた。一方、妹の由紀さおりは歌謡曲の道に進み、1969年発売の「夜明けのスキャット」が150万枚のミリオンセラーとなり、NHK紅白歌合戦初出場を果たす(以降10年連続出場)。2012年紫綬褒章受章。最近では、ピンク・マルティーニとのコラボレーション「1969」が海外で高く評価された。安田祥子・由紀さおり姉妹はその間、二人揃って童謡および日本の歌を歌い続け、平成11年度の文化庁長官表彰を受賞するなど、童謡および日本の歌での活動が高い評価を受けている。

TrackBack URL :

コメント記入欄

*