クラシック音楽 音楽の泉


2015年12月23日

◇LPレコードで聴くポップス・オーケストラ   ボストン・ポップス・オーケストラ①

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悲しき天使            作曲:ジーン・ラスキン/編曲:リチャード・ヘイマン
酒とバラの日々         作曲ヘンリー・マンシーニ/編曲:リチャード・ヘイマン
月の光               作曲:クロード・ドビュッシー
セプテンバー・ソング      作曲:クルト・ワイル/編曲:ジャック・メイスン
忘れられた夢           作曲:ルロイ・アンダーソン
春の如く              作曲:リチャード・ロジャース
“ファンタスティックス”メドレー 作曲:ハーヴエイ・シュミット/編曲:リチャード・ヘィマン
    序曲
    ネヴァー・セイ・ノー
    ゼイ・ワー・ユー
    もうすぐ雨が
    想い出の9月
    メタファー(ラヴ、ユー・アー・ラヴ)
夜も昼も             作曲:コール・ポーター/編曲:P.T.ボッジ
スターダスト           作曲:ポーギー・カーマイケル/編曲:ジャック・メイスン

指揮:アーサー・フィードラー

管弦楽:ボストン・ポップス・オーケストラ

LP:ポリドール(グラモフォンレコード) MGW 5258 

 ボストン・ポップス・オーケストラは、ボストン交響管弦楽団のメンバーが母体となり、通常のコンサートがオフになる夏のシーズンなどに、ポップス・コンサートを開催している。平常と違うのは、各パートの首席奏者が抜け、次席が引き継いでポップス・コンサートを行っていること。ライト・ミュージックを中心に内外のヒット・ナンバーやクラシックの小品などを気楽にリラックスして楽しもうという、いわばイージー・リスニングの趣きをもったコンサート。歴史は長く、初めてポップス・コンサートを行なったのは(初めはプロムナードと呼称)1885年の夏。そして、このポップス・オーケストラを広くに知らしめたのが、指揮者のアーサー・フィードラー(1894年-1979年)である。フィードラーは音楽修業をウィーンとベルリンで積み、1915年にはボストン響の楽員にもなっている。1930年にボストン・ポップスの指揮者に就任。以来、1979年に亡くなるまで約40年間その地位にあった。レパートリーは非常に広く、純粋にクラシカルな音楽からヒット曲まで多岐に亘っている。

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