2015年12月22日
グリーンスリーヴスによる幻想曲 作曲:ヴォーン・ウィリアムス
ボッケリーニのメヌエット 作曲:ボッケリーニ
ラルゴ 作曲:ヘンデル
誓いのフーガ(小フーガ) 作曲:バッハ
G線上のアリア 作曲:バッハ
(以上、ボストン・シンフォニー・ホールにおける実況録音)
白鳥の湖~情景と小さい白鳥たちの踊り 作曲:チャイコフスキー
くるみ割り人形~こんぺい糖の精の踊り 作曲:チャイコフスキー
中国の太鼓 作曲:クライスラー
インドの歌 作曲:リムスキー=コルサコフ
ユモレスク~故郷の人々 作曲:ドヴォルザーク~フォスター
峠の我が家 作曲:トラディショナル
ブラームスの子守歌 作曲:ブラームス
ソルヴェイグの歌(※) 作曲:グリーク
指揮:アーサー・フィードラー
管弦楽:ボストン・ポップス・オーケストラ
ソプラノ:アイリン・ファーレル(※)
発売:1977年
LP:RVC(RCA)RVC-1007
ボストン・ポップス・オーケストラは、ボストン交響管弦楽団のメンバーが母体となり、通常のコンサートがオフになる夏のシーズンなどに、ポップス・コンサートを開催している。平常と違うのは、各パートの首席奏者が抜け、次席が引き継いでポップス・コンサートを行っていること。ライト・ミュージックを中心に内外のヒット・ナンバーやクラシックの小品などを気楽にリラックスして楽しもうという、いわばイージー・リスニングの趣きをもったコンサート。歴史は長く、初めてポップス・コンサートを行なったのは(初めはプロムナードと呼称)1885年の夏。そして、このポップス・オーケストラを広くに知らしめたのが、指揮者のアーサー・フィードラー(1894年-1979年)である。フィードラーは音楽修業をウィーンとベルリンで積み、1915年にはボストン響の楽員にもなっている。1930年にボストン・ポップスの指揮者に就任。以来、1979年に亡くなるまで約40年間その地位にあった。レパートリーは非常に広く、純粋にクラシカルな音楽からヒット曲まで多岐に亘っている。