クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2014年 8月

2014年8月27日

◆第12回東京音楽コンクールの入賞者が決定 


 新人演奏家の登竜門である第12回東京音楽コンクールの入賞者が次の通り決定した。

<ピアノ部門>

梅田智也【第1位及び聴衆賞】

佐藤元洋【第2位】

本山乃弘【第3位】

蓑田莉奈【入選】

<弦楽部門>

坪井夏美(ヴァイオリン) 【第1位及び聴衆賞】

笹沼樹(チェロ)     【第2位】

吉江美桜(ヴァイオリン) 【第3位】

高宮城凌(ヴァイオリン) 【入選】

<金管部門>

東川暁洋(トロンボーン) 【第2位〈最高位〉】

守岡未央(トランペット) 【第3位及び聴衆賞】

青木宏朗(ホルン)    【入選】

小川敦(ホルン)     【入選】

<声楽部門>

岡昭宏(バリトン)   【第1位及び聴衆賞】

盛田麻央(ソプラノ)  【第2位】

相田麻純(メゾソプラノ)【第3位】

清水勇磨(バリトン)  【入選】

 なお、第12回東京音楽コンクールを制覇した各部門の優勝者が、ソリストとしてオーケストラと共演する「第12回東京音楽コンクール優勝者コンサート」が次の要領で行われる。。

日時:2015年1月12日(月・祝) 14:00開演(13:20開場)

会場:東京文化会館 大ホール

出演 ピアノ:梅田智也    *第12回ピアノ部門第1位及び聴衆賞
   ヴァイオリン:坪井夏美 *第12回弦楽部門第1位及び聴衆賞
   バリトン:岡昭宏    *第12回声楽部門第1位及び聴衆賞

指揮:円光寺雅彦

管弦楽:読売日本交響楽団

司会:朝岡聡

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2014年8月27日

◆ 第12回佐川吉男音楽賞、関西二期会の歌劇「魔笛」が受賞


 第12回佐川吉男音楽賞は、関西二期会の歌劇「魔笛」が、また、同奨励賞は、立川市民オペラの会の歌劇「アイーダ」がそれぞれ受賞した。

  贈呈式は、9月19日、東京で行われる。

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2014年8月27日

◆第22回三菱UFJ信託音楽賞、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスが受賞


 三菱UFJ信託芸術文化財団は、第22回三菱UFJ信託音楽賞と第11回同奨励賞の受賞団体(対象は公演)を次の通り発表した。

 三菱UFJ信託音楽賞:大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウスの「ブリテン『ピーター・クライムズ』」

 三菱UFJ信託奨励賞:長崎オペラ協会の「いのち」と三河市民オペラ制作委員会の「プッチーニ『トゥーランドット』」

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2014年8月24日

◆第44回東燃ゼネラル音楽賞、佐々木典子(ソプラノ)と下野竜也(指揮者)が受賞


 第44回東燃ゼネラル音楽賞は、ソプラノの佐々木典子と指揮者の下野竜也が受賞した。

 本賞 佐々木典子(ソプラノ)

 佐々木典子は、1981年武蔵野音楽大学声楽科卒業。1983年ザルツブルク モーツァルテウム芸術大学オペラ科首席卒業。1984年~1986年ウィーン国立歌劇場オペラスタジオ。1986年~1991年ウィーン国立歌劇場専属歌手。2012年東京芸術大学音楽学部教授。1990年熊本市女性賞受賞。2000年第2回ホテルオークラ音楽賞受賞。

 奨励賞 下野竜也(指揮者)

 下野竜也は鹿児島市出身。鹿児島大学教育学部音楽科卒業。桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で指揮を学ぶ。イタリアキジアーナ音楽院指揮科ディプロマ取得。1999年~2001年ウィーン国立音楽大学に留学。2001年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。2013年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。広島ウインドオーケストラ音楽監督、上野学園大学教授。

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2014年8月24日

◆イタリアの名テノール歌手カルロ・ベルゴンツィが死去(享年90歳)


イタリアの名テノール歌手カルロ・ベルゴンツィが死去した。享年90歳。

 カルロ・ベルゴンツィ(Carlo Bergonzi, 1924年7月13日 – 2014年7月25日)は、イタリアのテノール歌手。1948年、最初はバリトン歌手としてオペラでの活動を開始。その後、1951年、パリでテノールとして再デビューを果たす。1953年ミラノ・スカラ座、1956年にはアメリカ・メトロポリタン歌劇場でのデビューを果たし、スターの地位を確立。

 以後、イタリア・オペラ人気を支えるスター歌手として、国際的に活躍した。

 1967年以来数回来日もしており、2001年にも来日してリサイタルを開催し、80歳近くとは思えぬ喉を披露した。

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2014年8月18日

◆ショパン研究家ヤン・エキエルが死去(享年100歳)


 ポーランド出身の世界的に著名なショパン研究家ヤン・エキエルが死去した。享年100歳。

 1949年よりショパン国際ピアノコンクール審査員となり、1985年からは審査員長を務めた。

 1959年からショパン・ナショナル・エディション財団によるショパン全集「ナショナル・エディション」の編集主幹となり、2010年に完結させた。

 2010年ポーランドの民間人としては最高位の白鷲勲章を受賞した。

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2014年8月16日

◆フランス・ブリュッヘンが死去(享年79歳) 


 オランダの指揮者でリコーダー奏者のフランス・ブリュッヘンが死去した。享年79歳。

 フランス・ブリュッヘンは、オランダのアムステルダム生まれ。1950年代からリコーダー奏者として活動を開始し、リコーダーの普及に貢献した古楽の草分け的存在。1981年にオリジナル楽器のオーケストラである18世紀オーケストラを結成して指揮者としても活躍した。

 1973年にリコーダー奏者として初来日して以後、しばしば来日。日本にも多くのファンを有していた。

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2014年8月07日

◆「サイトウ・キネン・フェスティバル 松本」が、来年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」に名称変更


 毎年夏に、長野県松本市で開催されている「サイトウ・キネン・フェスティバル 松本」(総監督:小澤征爾)が、2015年から「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(英語表記:Seiji Ozawa Matsumoto Festival)」に名称変更されることになった。

 なお、「サイトウ・キネン・オーケストラ」の名称については、2015年以降も従来通り継続する。

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2014年8月06日

◆病気療養中の指揮者 井上道義、10月に復帰公演を予定 


 梶本音楽事務所は、同社所属の指揮者 井上道義の治療経過と復帰について次の通り発表した。

 「咽頭がん」治療のため演奏活動を休止している指揮者 井上道義の治療の経過は順調で、7月中旬に病院を退院し、現在は通院での治療を行っている。復帰公演は10月11日(土) NHK交響楽団鎌倉公演「いざ、鎌倉への道 Vol.4」となる。

 現在、全快に向けて治療およびリハビリテーションに取り組んでいる。

 今後の活動については、体力的に無理のないペース配分の上進める予定。

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2014年8月05日

◆前橋汀子、弦楽四重奏団「前橋汀子カルテット」を結成


 ヴァイオリニストの前橋汀子が、新たに弦楽四重奏団「前橋汀子カルテット」を結成した。

 メンバーは、第1ヴァイオリン:前橋汀子
         第2ヴァイオリン:久保田巧(84年ミュンヘン国際コンクール日本人初優勝者)
         ヴィオラ:川本嘉子(92年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位者)
         チェロ:原田禎夫(東京クヮルテットの創設メンバー)

 初の演奏会は、11月8日、戸塚区民文化センターさくらプラザホール(神奈川県横浜市)で開催される。

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