2015年9月11日
第27回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者が発表され、音楽部門においてピアニストの内田光子が受賞した。
内田光子は、1948年12月20日、静岡県熱海市生まれ(イギリス国籍)。1961年、12歳のときに外交官の父に同行してオーストリアに渡り、ウィーン音楽院でリヒャルト・ハウザーに師事。家族が引き揚げた後もウィーンにとどまり、数々の音楽コンクールで受賞を重ね、1972年、ロンドンに移住。その演奏は、集中力と安定感、幅広い強弱の変化が特徴で、譜面を通して作曲家と心の“会話”を交わして得た独特の解釈を全身で表現する。マールボロ音楽祭芸術監督を務めるなど若手音楽家の育成にも尽力。今年11月には、サントリーホールで2年ぶりのリサイタルを開く。
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2015年9月08日
読売日本交響楽団は、2010年から常任指揮者を務めるシルヴァン・カンブルランの任期(1期3年)を2019年3月まで延長すると発表した。今回の任期は3期目で、2016年4月からスタートする。
カンブルランは、今回3月の欧州ツアーで、メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」などを披露。本場の聴衆や批評家・音楽関係者からも絶賛され、12年ぶりの欧州ツアーを成功させた。
カンブルランは、1948年、フランス・アミアン生まれ。81年から91年までブリュッセルのベルギー王立モネ歌劇場の音楽監督、93年から97年までフランクフルト歌劇場の音楽総監督、99年から2011年7月までバーデンバーデン&フライブルクSWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者を務めた。2012年9月からシュトゥットガルト歌劇場の音楽総監督。
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2015年9月01日
骨折のため治療中だった、「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」の小澤征爾総監督は、9月1日の「マエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート」に元気な姿を現した。
9月6日、キッセイ文化ホールで行われるバルトーク:管弦楽のための協奏曲とブラームス:交響曲第4番の演奏会のうち、ブラームスを小澤征爾が指揮することになっている。
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2015年8月31日
第25回芥川作曲賞(サントリー芸術財団)の公開演奏・選考会が30日、サントリーホールで開かれ、坂東祐大(24歳)の「ダミエ&ミスマッチ J.H:S」が受賞した。
贈賞理由は「ヨーロッパの伝統との距離感のバランスと共に、すぐれた構築性と密度が瞬間瞬間の繊細な響きの魅力と結びつき、豊かな音楽が生み出されていた」。
坂東祐大は、大阪府出身。東京藝術大学作曲科を首席で卒業。同大学院修士課程修了。2012年長谷川良夫賞、2013年アカンサス音楽賞受賞、2014年第83回日本音楽コンクール第3位。
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2015年8月31日
「第13回東京音楽コンクール」の弦楽部門の本選が8月30日に行われ、結果が次の通り発表された。
<第1位>
水野 優也(チェロ)
<第2位>
藤原 秀章(チェロ)
<第3位>
白井 菜々子(コントラバス)
<入選>
石原 悠企(ヴァイオリン)
森 朱理(ヴィオラ)
野見山 玲奈(ヴァイオリン)
<聴衆賞>
水野 優也(チェロ)
◇
なお、「第13回東京音楽コンクール優勝者コンサート」は次の日程で開催される。
日時:2016年1月11日(月・祝) 午後2時
会場:東京文化会館大ホール
指揮:梅田俊明
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:朝岡聡
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2015年8月28日
「第13回東京音楽コンクール」の声楽部門の本選が8月28日に行われ、結果が次の通り発表された。
<第1位>
清水 勇磨(バリトン)
<第2位>
迫田 美帆(ソプラノ)
<第3位>
村松 稔之(カウンターテナー)
<入選>
杉浦 隆大(バリトン)
平山 莉奈(メゾソプラノ)
<聴衆賞>
平山 莉奈(メゾソプラノ)
◇
なお、「第13回東京音楽コンクール優勝者コンサート」は次の日程で開催される。
日時:2016年1月11日(月・祝) 午後2時
会場:東京文化会館大ホール
指揮:梅田俊明
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:朝岡聡
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2015年8月27日
「第13回東京音楽コンクール」の木管部門の本選が8月26日に行われ、結果が次の通り発表された。
<第1位>
鈴木 一成(ファゴット)
<第2位>
副田 真之介(オーボエ)
<第3位>
柿沼 麻美(ファゴット)
<入選>
皆神 陽太(ファゴット)
<聴衆賞>
副田 真之介(オーボエ)
◇
なお、「第13回東京音楽コンクール優勝者コンサート」は次の日程で開催される。
日時:2016年1月11日(月・祝) 午後2時
会場:東京文化会館大ホール
指揮:梅田俊明
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
司会:朝岡聡
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2015年8月25日
ピアニストの中村紘子は、活動を再開していたが、集中的な癌治療が必要なため、8月29日から11月末までの演奏活動を休止することになった。
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2015年8月19日
2015年第17回「東京国際音楽コンクール<指揮>」(主催:民主音楽協会)が、10月18日(日)に東京オペラシティコンサートホールで本選が行われるが、このほど8カ国・地域より17 名が書類・映像審査を通過した。
同コンクールは、3年ごとに開催されるが、第17回目の今回は、国際音楽コンクール世界連盟に加盟後、初の開催となる。応募者は、前回を大幅に上回る40カ国・地域、239名に上った。
予選通過者は10月12日(月)と13日(火)に行われる一次予選に臨む。通過者の国籍内訳は、日本、アメリカ、ドイツ、フランス、スペイン、ロシア、チェコ、オーストラリア。
なお、これまで、同コンクールに上位入賞を果たした指揮者には、小泉和裕、、尾高忠明、大野和士、飯森範親、下野竜也、川瀬賢太郎など、現在第一線で活躍中の指揮者が数多く含まれている。
◇
第一次予選
•2015年10月12日(月)、13日(火)
•東京オペラシティコンサートホール(東京・新宿区西新宿)
•日本フィルハーモニー交響楽団
第二次予選
•2015年10月14日(水)、10月15日(木)
•東京オペラシティコンサートホール(東京・新宿区西新宿)
•新日本フィルハーモニー交響楽団
本選
•2015年10月18日(日)
•東京オペラシティコンサートホール(東京・新宿区西口)
•新日本フィルハーモニー交響楽団
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2015年8月17日
ソレイユ音楽事務所は、第1回 ロシア声楽コンクール(審査委員長:岸本 力)を開始する。
同コンクールは、プロフェッショナルとアマチュアの二部門を創設し、歌曲、民謡、オペラアリアなど、ロシア音楽の啓蒙と発展を目指すことにしている。
◇
部 門 プロフェッショナル部門 ①一般の部 ②ジュニア部
アマチュア部門(年齢制限無し)
応募資格 プロフェッショナル部門 ①一般の部(年齢制限無し) ②ジュニア部(大学・大学院生)
アマチュア部門(年齢制限無し)
日 時 予選=2015年11月7日(土) 本選=2015年12月5日(土)
会 場 南大沢文化会館(東京都八王子市南大沢2-27、京王相模原線「南大沢」駅より徒歩3分)
予選=交流ホール 本選=主ホール
審 査 員 岸本 力(声楽家・審査委員長) 筧 聰子(声楽家) 清水知加子(声楽家)
福成紀美子(声楽家) 村上弦一郎(ピアニスト・桐朋学園大学教授)
発表演奏会 両部門入賞者及び入選者発表コンサート 2016年3月19日(土) Hakuju Hall
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