2015年3月08日
◆中村紘子が復帰?
癌のため演奏活動を休止していたピアニストの中村紘子が、自ら音楽監督を務める「浜松国際ピアノアカデミー」で演奏した。
今後のことは不明。
癌のため演奏活動を休止していたピアニストの中村紘子が、自ら音楽監督を務める「浜松国際ピアノアカデミー」で演奏した。
今後のことは不明。
サイモン・ラトルが2017年9月からロンドン交響楽団の音楽監督に就任することになった。
サイモン・ラトルは、2002年ベルリン・フィルの首席指揮者兼芸術監督に就任したが、今後のベルリン・フィルの首席指揮者兼芸術監督は、5月11日に団員の無記名投票が行われるという。
第26回「五島記念文化賞」として、美術新人賞2名、オペラ新人賞3名の顕彰と5団体のオペラ公演に助成をすることを決定した。
なお、贈呈式は4月16日にセルリアンタワー東急ホテルにて行う。
<五島記念文化賞>
オペラ新人賞:佐藤優子(ソプラノ)
山本康寛(テノール)
荒井 美礼(コレペティトゥア)
オペラ公演助成:日本演奏連盟 「黒塚」(作曲:牧野由多可)/{三人の女達の物語}(作曲:別宮貞雄)
びわ湖ホール 「竹取物語}(作曲:沼尻竜典)
名古屋二期会「宗春」(作曲:中田直宏)
日本オペラ振興会{天守物語」(作曲:水野修孝)
オペラ「双子の星」実行委員会「双子の星」(作曲:高橋 裕)
東急グループは、五島会長の事績を記念するために公益財団法人「五島記念文化財団」を設立し、芸術文化の分野での有能な新人及び地域において創造的で優れた芸術活動を行っている方々の顕彰・助成を行う「五島記念文化賞」を設けている。
「第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」の受賞者が次の通り発表された。
<クラシック部門>
独奏・独唱部門賞:イリーナ・メジューエワ
室内楽・合唱部門賞:ヴォーカル・アンサンブル カペラ
オペラ・オーケストラ部門賞:京都市交響楽団
現代音楽部門賞:読売日本交響楽団
研究・評論部門賞:「山田耕作~作るのではなく生む~」(後藤暢子著/ミネルヴァ書房)
特別賞:吉村 溪
功労賞:遠山一行
日本モーツァルト協会(三枝成彰理事長)は、創立60周年記念事業として、モーツァルトの交響曲全45曲を演奏する「創立60周年記念 交響曲全45曲演奏会」を3月7日~8日、サントリーホールで開催する。
<第1日目>(交響曲第1番~第21番)
日 時:2015年3月7日(土) ①11:00開演 ②15:00開演 ③18:30開演(1日3公演)
会 場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
指 揮:①曽我大介 ②金聖響 ③湯浅卓雄
管弦楽:シアターオーケストラトーキョー
<第2日目>(交響曲第22番~第41番)
日 時:2015年3月8日(日) ④11:00開演 ⑤15:00開演 ⑥18:30開演(1日3公演)
会 場:サントリーホール(大ホール)
指 揮:④三ツ橋敬子 ⑤井上道義 ⑥大植英次
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
日本モーツァルト協会は、1955年のモーツァルトの誕生日1月27日に、初代会長の堀内敬三氏を中心とした呼びかけで、オーストリア共和国ザルツブルク市の「国際モーツァルテウム財団」に本部を置く国際モーツァルト協会連合の一員として設立された。同協会は会員がそれぞれケッヒェル番号に因んだ会員番号を持つ会員制の団体。延べ会員数は3,000人を超えている。
指揮者の小泉和裕が名古屋フィルハーモニー交響楽団の音楽監督に2016年4月より就任する。任期は2016年4月~2019年3月の3シーズン。
名フィルの「音楽監督」のタイトルは、小林研一郎氏(現桂冠指揮者)以来、13シーズン振り。
小泉和裕は、京都生まれ。1969年東京藝術大学指揮科に入学、山田一雄に師事。1970年第2回民音指揮者コンクール第1位受賞。1972年新日本フィル創立に際し指揮者として参加。1973年第3回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝。その後ベルリン・フィルを指揮してベルリン・デビューを飾った。
現在、東京都交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団音楽監督、仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別客演指揮者。
なお、現在常任指揮者を務めるマーティン・ブラビンズは、2016年3月で退任する。また、正指揮者の円光寺雅彦、指揮者の川瀬賢太郎とは契約延長を行い、任期は2015年4月~2017年3月となる。
東京都交響楽団は、2015年度に創立50周年を迎えると同時に、新音楽監督に大野和士が就任する最初のシーズンととなる。
大野和士都響音楽監督の初の演奏会は、4月3日、サントリーホールでのシュニトケ:合奏協奏曲第4番とベートーヴェン:交響曲第5番「運命」の指揮。
これまで、大野和士は、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、旧東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、バーデン州立劇場音楽監督、ベルギー王立歌劇場音楽監督を歴任し、2008年からリヨン国立オペラ音楽監督を務めている。
第1回「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)」が、長野県松本市で8月9日〜9月15日に開催される。
1992年より毎年夏に開催してきた「サイトウ・キネン・フェスティバル松本(SKF)」は、今年から、総監督小澤征爾の名を冠した「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)」と名称変更し開催される(「サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)」の名称は変更なし)。
第1回OMFを記念し、小澤征爾総監督は、世界でも上演機会の少ないベルリオーズのオペラ「ベアトリスとベネディクト」を3公演指揮することになっている。
このほか、ニューヨークメトロポリタン歌劇場の首席客演指揮者のファビオ・ルイージ、アトランタ交響楽団音楽監督のロバート・スパーノも、SKOのオーケストラコンサートを指揮する。
2014年度 (第35回)「音楽クリティック・クラブ賞」は、堺シティオペラ(オペラ団体)と藤江圭子(ピアノ奏者)が受賞した。
「堺シティオペラ」は、1986年、創作オペラ「晶子」で旗揚げ公演、その後「堺シティオペラ」と改称、2010年からは「堺シティオペラ 一般社団法人」として活動、今回受賞の対象となった「黄金の国」は第29回定期公演となる。
藤江圭子は、多くの演奏会にピアノ共演者として迎えられ、多くの声楽家から絶大な信頼を得ている。すでに演奏活動は35年を超え、2011年には「35周年記念コンサート」が開催され、35人の歌手が35曲を歌うということが行われている。
音楽クリティック・クラブ賞は、関西に在住する音楽評論家でつくる「音楽クリティック・クラブ」が主催する音楽賞。
「第43回全国アマチュアオーケストラフェスティバル金沢大会」(主催:日本アマチュアオーケストラ連盟)が、7月31日~8月2日、石川県立音楽堂コンサートホール(金沢市)において、北陸新幹線金沢開通記念として開催される。
オーケストラ演奏会は次の通り。
①歓迎演奏
曲目:石垣征山:白山かんこおどり(邦楽三曲・合唱付き)
指揮:山口泰志(予定)
演奏:石川県三曲協会(三弦・筝・尺八100名大合奏)
合唱:石川県合唱協会
②フェスティバオーケストラルA
曲目:ラフマニノフ:交響曲第3番
指揮:花本康二(石川フィルハーモニー交響楽団)
コンサートマスター:三浦章宏(東京フィルハーモニー交響楽団)
③フェスティバオーケストラルB
曲目:カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
指揮:井崎正浩
コンサートマスター:宮嶌 薫(石川フィルハーモニー交響楽団)
独唱:石川公美(ソプラノ)、倉石真(テノール)、萩原潤(バリトン)
混声合唱:石川県音楽文化協会特別記念合唱団・石川県合唱協会・全国より公募
児童合唱:金沢児童合唱団