2017年2月22日
現役最高齢の世界的指揮者で読売日本交響楽団の桂冠名誉指揮者のスタニスラフ・スクロバチェフスキが死去した。享年93歳。
スクロバチェフスキはポーランド出身。1960~79年、ミネアポリス交響楽団(現・ミネソタ管弦楽団)の音楽監督として世界的名声を得た。
現役最高齢の世界的指揮者で読売日本交響楽団の桂冠名誉指揮者のスタニスラフ・スクロバチェフスキが死去した。享年93歳。
スクロバチェフスキはポーランド出身。1960~79年、ミネアポリス交響楽団(現・ミネソタ管弦楽団)の音楽監督として世界的名声を得た。
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2017(LFJ2017)」(主催:東京国際フォーラム 企画制作:CREA / KAJIMOTO)は、2017年5月4日(木・祝)・5日(金・祝)・6日(土)の3日間、東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリアを会場に開催される。
「LFJ(熱狂の日)2017」のテーマは、“ラ・ダンス 舞曲の祭典”。ルネサンスから今日まで600年間にわたるダンスと音楽の密接な関係をたどり、舞曲のわくわくするような躍動感と爆発的なエネルギーが会場全体にみなぎる。
【主な出演アーティスト】
•LFJならではの多彩なピアニスト
アルゲリッチも絶賛する ネルソン・ゲルナー が初参加。レミ・ジュニエ、小曽根真 をはじめ常連や若手も多数出演。
•LFJの看板オーケストラが世界中から集結
フランス国立ロワール管弦楽団 、オーヴェルニュ室内管弦楽団、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア が来日する他、新日本フィルハーモニー交響楽団 が出演。
•ナントでも注目を集めた和太鼓奏者 林英哲 が今年も登場。
注目のパーカッショニスト シモーネ・ルビノ との共演も。
•LFJのもうひとつの顔“脱ジャンル集団”
渋さ知らズオーケストラは、今回も奇想天外なステージを展開。
•メキシコから初来日!
テンベンベは陽気でダンサブルなファンタンゴ・バロックを披露。
【主なプログラム】
<民俗舞踊に触発された傑作>
ブラームス:ハンガリー舞曲
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
グラナドス:スペイン舞曲集
ファリャ:恋は魔術師
伊福部昭:日本組曲
<バレエ音楽の傑作>
チャイコフスキー:白鳥の湖、くるみ割り人形
ストラヴィンスキー:火の鳥、春の祭典
ラヴェル:ダフニスとクロエ
ショスタコーヴィチ:黄金時代
<民俗舞踊のスタイルを取り入れたルネサンス~ロマン派の傑作>
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
ベートーヴェン:交響曲第7番、交響曲第9番、ヴァイオリン協奏曲、三重協奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、マズルカ集、ポロネーズ集
<ワールド・ミュージックに触発された20世紀以降の傑作>
ラヴェル:ボレロ、ラ・ヴァルス
ラフマニノフ:交響的舞曲
グラス:2つのティンパニとオーケストラのための幻想的協奏曲
バルトーク:舞踏組曲
ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
ピアソラ:タンゴの歴史、オブリヴィオン
マルケス:ダンソン第2番
演歌・歌謡曲の作曲家の船村 徹が死去した。享年84歳。
1953年に作曲家としてデビュー。春日八郎の「別れの一本杉」、村田英雄の「王将」、美空ひばりの「哀愁波止場」、島倉千代子の「東京だョおっ母さん」などの名曲を作曲した。
第65回NHK交響楽団「尾高賞」は、池辺晋一郎と一柳 慧の作品に決定した。
今回は、国内53の音楽団体、音楽大学等に推薦を依頼し、16団体から25曲の推薦を受け、選考委員による慎重審議の結果、下記のとおり授賞作品が決定した。
・池辺晋一郎:シンフォニーX 「次の時代のために」 (2015)(仙台フィルハーモニー管弦楽団委嘱)
・一柳 慧:交響曲 第10番―さまざまな想い出の中に―岩城宏之の追憶に(2016)(オーケストラ・アンサンブル金沢委嘱)
なお、第65回「尾高賞」の贈呈式と受賞作品の演奏は、2017年6月9日(金)東京オペラシティコンサートホールで開催される「Music Tomorrow 2017」(指揮:ローレンス・レネス)で行われる。
ピアニストの内田光子は、ソプラノ歌手ドロテア・レシュマンと共演したアルバム「シューマン リーダークライス他」で第59回「グラミー賞」最優秀クラシック・ソロボーカル賞を受賞した。
内田光子の「グラミー賞」受賞は2度目。
スウェーデン出身のオペラ歌手ニコライ・ゲッダが1月8日、スイスの自宅で死去した。享年91歳。
ドイツ圏を中心に活躍した20世紀後半を代表するテノール歌手で、叙情的な歌唱で一時代を築いた正統派ベルカント唱法の後継者。
4月1日付で、遠藤真理が、読売日本交響楽団のソロ・チェロ奏者に就任する。
読響のソロ・チェロ奏者のポジションは、長らく嶺田健、毛利伯郎が務めていたが、今後は、遠藤真理が務めることとなった。
遠藤真理は、神奈川県出身。東京芸術大学を首席で卒業。2003年日本音楽コンクールで第1位、06年「プラハの春」国際コンクールにて第3位(1位なし)、08年エンリコ・マイナルディ国際コンクールにて第2位。07年ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学修士課程を満場一致の最高点で卒業。09年に「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。