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2018年6月19日

◆2018年度第12回「岩城宏之音楽賞」、ソプラノの吉田珠代が受賞


 2018年度第12回「岩城宏之音楽賞」は、ソプラノの吉田珠代が受賞した。

 「岩城宏之音楽賞」は、故岩城宏之氏(オーケストラ・アンサンブル金沢永久名誉音楽監督)の遺志を受けて2007年に創設され、北陸の実力ある音楽家に贈られる。

 受賞者は、今年9月、石川県立音楽堂コンサートホールにて行われる「岩城宏之メモリアルコンサート」において、ユベール・スダーン指揮オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏のもと、ソリストとして出演する予定。

 ソプラノの吉田珠代(福井県出身)は、愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。卒業時に桑原賞受賞。同大学音楽研究科修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第6期生修了。2006年文化庁新進芸術家留学生として、イタリア・ボローニャ王立音楽学校に留学。2008~2010年公益財団法人ロームミュージックファンデーション特別研究生に選出され、ミュンヘン及びウィーンに留学。第6回「静岡国際オペラコンクール」最高位および「三浦環賞」受賞。2010年オーストリア・シュタイヤー音楽祭にて「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・アンナでヨーロッパオペラデビュー。2016 年ズービン・メーター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団サントリーホール30周年記念「第九」、2017年ウイーン楽友協会での「第九」に抜擢され重責を見事に果たした。

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