クラシック音楽 ニュース


2014年2月12日

◆ 指揮者の吉田裕史、ボローニャ歌劇場フィルハーモニーの芸術監督に就任

 指揮者の吉田裕史氏(45歳)は、イタリアのオーケストラ「ボローニャ歌劇場フィルハーモニー」の芸術監督に就任する。同国の著名オーケストラで、日本人が芸術監督に就くのは初。

 吉田氏は、北海道旧常呂町(現北見市)生まれ、千葉県船橋市育ち。現在ボローニャ在住。

 東京音楽大学指揮科及び同研究科修了。ウィーン国立音楽大学マスターコースにてディプロマ取得。シエナ・キジアーナ音楽院マスターコースにて研鑽を積む。

 1999年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡欧し、バイエルン(ミュンヘン)、マンハイム、マルメの各歌劇場で研鑽を積む。

 2005年第1回バルトーク国際オペラ指揮者コンクール第3位入賞。2007年ローマ歌劇場カラカラ野外劇場において「道化師」を指揮。130年以上の歴史を 誇る同歌劇場において日本人として初登場となった。

 2013年7月イタリアにおいてオペラの普及に貢献した外国人に与えられる“カルーソー賞” を受賞。

 現在、世界各地でオペラ指揮者としての活動を広げている。東邦音楽大学特任准教授、同大学院講師。

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