クラシック音楽 ニュース


2016年4月04日

◆「ダークダックス」の喜早哲(ゲタさん)、死去(享年85歳)


 男声コーラスグループ「ダークダックス」のメンバーの喜早哲が、急性肺炎で死去した。享年85歳。

 1951年、男声合唱団「慶応義塾ワグネル・ソサィエティー」のメンバー3人でダークダックスを結成し、喜早哲はバリトンを担当。「ゲタさん」の愛称で親しまれた。

 1993年、紫綬褒章を受章。

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2016年4月03日

◆「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」入賞デビューコンサート、大阪、愛知、東京で開催


 2015年(第17回)「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」の入賞デビューコンサートがザ・シンフォニーホール、愛知県芸術劇場コンサートホール、東京オペラシティコンサートホールで開催される。

 2015年(第17回)「東京国際音楽コンクール〈指揮〉」は、近年では最多となる40カ国・地域より239名の応募のもと開催され、第1位がスペインのディエゴ・マルティン・エチェバリア、第2位が日本の太田弦、第3位がドイツのコリーナ・ニーマイヤーと、それぞれ入賞を果たしたが、3人は、今回の入賞デビューコンサートに登場する。

                              ◇

管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団(ザ・シンフォニーフォール)
     名古屋フィルハーモニー交響楽団(愛知県芸術劇場コンサートホール)
     読売日本交響楽団(東京オペラシティ コンサートホール)

曲目:5月11日(大阪)
    R.シュトラウス:交響詩「ドンファン」(コリーナ・ニーマイヤー)
    チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(太田弦)
    ドヴォルザーク:交響曲第6番 ニ長調 作品60(ディエゴ・マルティン・エチェバリア)

   5月15日(愛知)
    ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(コリーナ・ニーマイヤー)
    チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(太田弦)
    ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68(ディエゴ・マルティン・エチェバリア)

   5月19日(東京)
    プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」より第2組曲(コリーナ・ニーマイヤー)
    チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」(太田弦)
    チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64(ディエゴ・マルティン・エチェバリア)

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2016年3月29日

◆今年も開催、「大阪4大オーケストラの響演」


 昨年好評を博した、在阪オーケストラ4団体が一堂に会する「大阪4大オーケストラの響演」が再び登場する。各楽団のマエストロが「今、一番届けたい音楽」を選び、個性あふれる演奏を届ける一夜限りのコンサートだ。日本のクラシック音楽界に数々の伝説を刻んできた「大阪国際フェスティバル2016」の一環として開催されるこのコンサート、今後、名物企画として同フェスティバルに定着しそうだ。

                              ◇
 
~第54回大阪国際フェスティバル2016「大阪4大オーケストラの響演」~

外山雄三指揮 大阪交響楽団
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「かるた遊び」

井上道義指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団
 ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲

飯守泰次郎指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団
 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より 前奏曲と愛の死

飯森範親指揮 日本センチュリー交響楽団
 ベートーヴェン:交響曲 第5番 「運命」

会場:フェスティバルホール

日時:2016年4月24日(日) 午後5時(プレトーク:午後4時40分)

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2016年3月26日

◆第6回「仙台国際音楽コンクール」、5月21日~6月26日に開催


 第6回「仙台国際音楽コンクール」は、ヴァイオリン部門が5月21日~6月5日、ピアノ部門が6月11日~6月26日、日立システムズホール仙台コンサートホール(仙台市青年文化センター)を会場に開催される。

 「仙台国際音楽コンクール」は、仙台市が2001年に創設し、3年毎に行うコンクール。

 協奏曲を課題曲の中心に据え、市民の温かいホスピタリティに支えられたという特色を持つ。

 今回は、ヴァイオリン部門が40名(10の国・地域)、ピアノ部門が41名(9の国・地域)が参加する。

 ファイナルは、ヴァイオリン部門が6月2日、3日、4日、ピアノ部門が6月23日、24日、25日に行われる。

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2016年3月26日

◆第10回「浜松国際ピアノコンクール」審査委員長、小川典子が選任


 第10回「浜松国際ピアノコンクール」(2018年秋開催予定)の審査委員長にピアニストの小川典子が選任された。

 小川典子は、神奈川県川崎市出身。米ジュリアード音楽院卒業。英リーズ国際ピアノコンクール入賞(1987年)。現在、ロンドンと日本を拠点に活躍すると同時に、英ギルドホール音楽院教授、東京音楽大学客員教授を務める。

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2016年3月25日

◆東京藝術大学と順天堂大学、“音楽療法”などの共同研究で協定


 東京藝術大学と順天堂大学は、教育研究・人材交流・社会貢献・国際交流等の一層の充実と質の向上を図り、学術研究の発展と有為な人材の育成に寄与することを目的とした連携・協力に関する包括協定を締結した。

 今回の協定締結により、音楽セラピー(音楽療法)等の共同研究の推進や、解剖・病理分野と美術解剖学における連携、順天堂医院におけるホスピタルアート・ヒーリング アートの展開など、両大学の保有する世界最高水準の教育・研究資源の有効活用を図るとともに、「医学・医療と芸術の融合」による相乗効果を最大化することで、医学・芸術両分野のさらなる発展を目指すことにしている。

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2016年3月24日

◆第18回「別府アルゲリッチ音楽祭2016」、5月1日~26日開催


 第18回「別府アルゲリッチ音楽祭2016」は、5月1日~5月26日、しいきアルゲリッチハウス・サロンなどを会場に開催される。

 このうち、アルゲリッチは次の通りの演奏を行うことになっている。

<5月7日(土)>

 ショスタコーヴィッチ:ピアノ協奏曲第1番

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

 指揮:高関 健

 管弦楽:広島交響楽団

 会場:ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール

<5月14日(土)>

 ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第9番「クロイツェル」

 プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

 ヴァイオリン:ワディム・レーピン

 会場:iichiko総合文化センター・iichikoグランシアタ

<5月17日(火)>

 モーツァルト:ディヴェルティメントK.136(125a)
       交響曲 第40番 ト短調 K.550(初稿/クラリネットなし)
 武満徹:3つの映画音楽から「ワルツ」
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

 指揮:高関健

 管弦楽:紀尾井シンフォニエッタ東京

 会場:東京オペラシティ コンサートホール

<5月23日(月)>

 ラヴェル:夜のガスパール
 
 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

 ラヴェル:ピアノ三重奏曲

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
 ヴァイオリン:清水高師
 チェロ:向山佳絵子

 会場:しいきアルゲリッチハウス・サロン

<5月26日(木)>

 モーツァルト:2台のピアノのためのソナタK.448(315a)

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
     伊藤京子

 プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第2番

 ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

 ヴァイオリン:清水高師

 会場:アルモニーサンク 北九州ソレイユホール

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2016年3月23日

◆「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)2016」、東京、金沢、新潟、びわ湖の4都市で開催


 クラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)2016」が、4月末から5月上旬にかけて、東京、金沢、新潟、びわ湖の4都市で開催される。

 今年の音楽祭のテーマは、「ナチュール―自然と音楽」。

 ラ・フォル・ジュルネは、1995年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」のネーミングそのまま、ヨーロッパの数ある音楽祭の中で最もエキサイティングな展開を見せている。

                              ◇

<東京>(12回目)

本公演:5月3日~5日
会場:東京国際フォーラム、日比谷音楽堂、大手町・丸の内・有楽町エリア

<金沢>(9回目)

プレ公演:4月28日~5月2日
本公演:5月3日~5日
会場:石川県立音楽堂、金沢市アートホール、赤羽ホール

<新潟>(7回目)

プレ公演:4月16日
本公演:4月28日~30日
会場:りゅーとぴあ、新潟市音楽文化会館、燕喜館、秋葉区文化会館

<びわ湖>(7回目)

本公演:4月29日~5月1日
会場:滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール、ピアザ淡海、遊覧船ミシガン

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2016年3月22日

◆日本フィル、来年4月“がん患者が歌う春の「第九」演奏会”開催


 日本フィルハーモニー交響楽団は、平成29年4月に、“がん患者が歌う春の「第九」演奏会”を開催する。

 これは、がん患者・サバイバーとその家族、それに、がん医療に取り組む医療者が一つになって「第九」を合唱することで、がんと向き合い、がんに負けることのない社会を目指すことを目的としたチャリティーコンサート。

                              ◇

参加資格:がん患者・サバイバーとその家族、がん医療に取り組む医療者が対象で、積極的に参加できる方(月2回程度)

募集人数:150~200名程度(応募者多数の場合は抽選)

日時:平成29年4月1日(土)14時開演

場所:東京オペラシティコンサートホール

指揮者:山田和樹

合唱指導:富澤 裕

合唱練習日:参加にあたり、本番までに計20回~30回程度の練習が必要。全練習日に参加ができなくても応募可能。

管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

参加費:1万円

応募締切:4月末(応募者多数の場合は抽選)

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2016年3月21日

◆第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞、小山実稚恵などが受賞


 第28回ミュージック・ペンクラブ音楽賞の受賞者が次の通り発表された。

【独奏・独唱部門賞】        小山実稚恵

【室内楽・合唱部門賞】        「アントネッロ」(古楽アンサンブル)

【オペラ・オーケストラ部門賞】   札幌交響楽団

【現代音楽部門賞】         サントリー芸術財団

【研究・評論部門賞】         千葉優子著「筝を友として 評伝 宮城道雄<人・音楽・時代>」

【特別賞】                「皆川達夫」

 「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」は、約160名の会員を擁するミュージック・ペンクラブ・ジャパンが発表している年間の音楽賞。同クラブは、音楽関係の言論・執筆活動に関わっている音楽&オーディオ評論家、ミュージック・ライター、音楽学者、作曲家、文芸評論家などで構成されている。同音楽賞の特徴は、音楽に専門的にかかわる書き手自身が、自主的に運営する団体が制定している音楽賞であること。

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