クラシック音楽 ニュース


2023年1月10日

◆ダニエル・バレンボイム、健康状態が悪化しベルリン国立歌劇場の音楽総監督を辞任


 ダニエル・バレンボイムは、ベルリン国立歌劇場の音楽総監督を辞任した。

 辞任の理由は、健康状態が著しく悪化したため。

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2023年1月02日

◆正月恒例のオペラの祭典!第65回「NHKニューイヤーオペラコンサート」


放送日時:1月3日(火) NHK Eテレ/FM/BS8Kで生放送 午後7時~9時

会場:NHKホール(東京都渋谷区神南2-2-1)

歌劇『愛の妙薬』から「人知れぬ涙」(ドニゼッティ)
歌劇『ファウスト』から 宝石の歌(グノー)
歌劇『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)
歌劇「ウェルテル」から手紙の歌(マスネ)
歌劇「トスカ」から(プッチーニ)
歌劇「ホフマン物語」から(オッフェンバック)
ほか

ソプラノ:石橋栄実 大村博美 小林厚子 砂川涼子 高橋維 中村恵理 森野美咲 森麻季
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子 山下牧子
テノール:笛田博昭 福井敬 村上敏明 宮里直樹
バリトン:大西宇宙 上江隼人 髙田智宏
バ  ス:妻屋秀和

合  唱:新国立劇場合唱団、二期会合唱団、びわ湖ホール声楽アンサンブル
      藤原歌劇団合唱部

管 弦 楽:東京フィルハーモニー交響楽団

指  揮:阪哲朗

司  会:宮本亞門(演出家)、久保田祐佳(NHKアナウンサー)

 オペラが描くさまざまな愛のかたち・・・楽しい愛、苦しい愛、家族への愛、友人への愛、祖国への愛を日本を代表するオペラ歌手たちが歌い上げる。オペラの名曲とともに新年を!こうもり、ホフマン物語、トスカ、ナブッコ、シモン・ボッカネグラ、トゥーランドット、ウェルテルなどからアリアと名場面をお届け。

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2023年1月02日

◆ピアニストの反田恭平と小林愛実が結婚


 ピアニストの反田恭平と小林愛実は、結婚したことをツイッターで明らかにした。

 ピアノの反田恭平(1994年生れ)は、札幌市生まれ、東京都育ち。桐朋学園大学音楽学部で学ぶ。2012年「日本音楽コンクール」第1位(男性では史上最年少)、併せて聴衆賞を含む4つの特別賞を受賞。2013年ロシアへ留学。2014年モスクワ音楽院に首席(日本人初の最高得点)で入学。2015年第25回「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」(イタリア)優勝。2017年(2016年度)第27回「出光音楽賞 」受賞。2021年第18回「ショパン国際ピアノコンクール」第2位。

 ピアノの小林愛実(1995年生まれ)は、山口県宇部市出身。 2005年「全日本学生音楽コンクール」小学生部門で全国優勝。2009年「アジア太平洋国際ショパンピアノコンクール(韓国)」でJr部門優勝。2011年「ショパン国際コンクールin Asia」コンチェルトで金賞を受賞。第5回「福田靖子賞」受賞。2009年サントリーホールにおいてメジャー・デビュー記念コンサートを開催したが、同ホールソロとしては、日本人最年少記録および女性ピアニスト最年少記録。2011年桐朋女子高等学校音楽科に入学。2013年米国カーティス音楽院に留学。2015年第17回「ショパン国際ピアノコンクール」ファイナリスト。2021年第18回「ショパン国際ピアノコンクール」第4位。

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2022年12月31日

~新春恒例!「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2023」 ウィーン楽友協会大ホールから生放送~


放送日時:NHKEテレ 1月1日(日) 午後7時~10時

指揮:ウェルザー・メスト

管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

合唱:ウィーン少年合唱団/ウィーン少女合唱団

ゲスト:反田恭平
    ヴィルフリート和樹ヘーデンボルク

アナウンサー:赤木野々花

 指揮は地元オーストリア出身のフランツ・ウェルザー・メスト。驚きのプログラム!ニューイヤー初登場の曲が満載!知られざる名曲も。ウィーン少年合唱団に加え初出演のウィーン少女合唱団が登場。華麗なバレエ映像もお楽しみに。反田恭平が語る“音楽の都”ウィーンの魅力。ウィーン・フィル楽団員のヘーデンボルク和樹による徹底解説&コンサートの聴きどころ。

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2022年12月31日

◆N響「第9」演奏会 2022


ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱つき」(作曲)

指揮:井上道義 

管弦楽:NHK交響楽団 

ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー 
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子 
テノール:ベンヤミン・ブルンス 
バス:ゴデルジ・ジャネリーゼ 

合唱:新国立劇場合唱団
   東京オペラシンガーズ

収録:12月24日、NHKホール

放送:NHK Eテレ 12月31日(土) 午後8時〜9時25分

 年末の風物詩「第9」。指揮台に立つのは、近年N響と熱演を繰り広げる指揮者、井上道義。メゾ・ソプラノの藤村実穂子ほか豪華ソリスト陣も注目。

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2022年12月27日

◆藤田真央のCD「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」が文化庁「芸術祭優秀賞」を受賞


 藤田真央がリリースした世界デビュー・アルバム「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」(2022年10月発売 ソニーミュージック)が、令和4年度(第77回)文化庁「芸術祭優秀賞」を受賞した。

 受賞の理由は、「平成10年生まれの藤田真央が録音したモーツァルトのピアノ・ソナタ全集は、自発性に満ちた音楽的感興が、独自のモーツァルトの世界を醸成している。この恐いもの知らずとも評せられる奔放で果敢な音楽作りは、若き藤田の唯一無二の記念碑的な演奏ともなっている。日本人がモーツァルト解釈の新しいページを拓いた画期的録音だ」。

 藤田真央は昨年、クラシックの名門レーベル、ソニークラシカルとの専属ワールドワイド契約を日本人ピアニストとして初めて締結した。また、モーツァルトのピアノ・ソナタ全集を日本人ピアニストがワールドワイド契約でリリースするのは、内田光子以来2人目の快挙。
 
 

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2022年12月27日

◆読売日本交響楽団、文部科学大臣賞「芸術祭大賞」を受賞


 令和4年度(第77回)文化庁芸術祭の音楽部門・関東参加公演の部において、読売日本交響楽団が文部科学大臣賞「芸術祭大賞」を受賞した。

 受賞対象は、2022年10月25日(火)にサントリーホールにて、桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランと、ヴァイオリンの成田達輝、三味線の本條秀慈郎をソリストに迎えて開催した「第622回定期演奏会」。

 文化庁は、大賞の贈賞理由を「桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランが登場した本公演は、ドビュッシー2曲、巨大編成のヴァレーズ、10月に急逝した一柳慧の新作『ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲』と20世紀から今日までを繋ぐ意欲的な選曲が光った。厳格さと洗練を備えた指揮で、明晰かつ色彩感豊かな音楽を作り上げ、特にヴァレーズ『アルカナ』の多彩な音響を緻密にコントロールした演奏は圧巻であった。」と発表。

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2022年12月15日

◆2022年度 第60回「レコード・アカデミー賞」決定


 2022年度 第60回「レコード・アカデミー賞」(主催:音楽之友社)は、次の通り決定した。詳細は月刊「レコード芸術」2023年1月号に掲載

                      ◇

【大賞】 声楽曲部門

J.S.バッハ:マタイ受難曲
          
  ラファエル・ピション指揮ピグマリオン,フランス放送聖歌隊,他
  [ハルモニア・ムンディ KKC6514(3枚組)]

【大賞銀賞】 オペラ部門

ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》(全曲)

  フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル,ヴァニナ・サントーニ(S)他
  [ハルモニア・ムンディ KKC6457~9(3枚組)]

【大賞銅賞】 現代曲部門

クルターク:カフカ断章

  アンナ・プロハスカ(S)イザベル・ファウスト(vn)
  [ハルモニア・ムンディ KKC6556]

【交響曲部門】

マーラー:交響曲第4番

  フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクル,サビーヌ・ドゥヴィエル(S)
  [ハルモニア・ムンディ KKC6565

【管弦楽曲部門】

ラヴェル:管弦楽作品集

  ジョン・ウィルソン指揮シンフォニア・オヴ・ロンドン
  [シャンドス RCHSA5280]

【協奏曲部門】

モーツァルト:モメンタム1786〔ピアノ協奏曲第23番,同第24番,他〕

  レイフ・オーヴェ・アンスネス(p,指揮)マーラー室内o,他
  [ソニークラシカル SICC30597~8(2枚組)]

【室内楽曲部門】

ラヴェル:ヴァイオリンのための作品集(ムーヌへのオマージュ)

 リナ・トゥール・ボネ(vn)ピエール・ゴワ(p,pリュテアル)他
 [チャレンジ・クラシックス KKC6580]

【器楽曲部門】

シマノフスキ/ピアノ作品集

  クリスティアン・ツィメルマン(p)
  [グラモフォン UCCG45059]

【音楽史部門】

エイク:《笛の楽園》第7集

  江崎浩司(bfl,他)
  [フォンテック FOCD9864]

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2022年12月10日

◆第75回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の結果


 第75回「全日本合唱コンクール全国大会」の大学職場一般部門の結果は次の通り。

                      ◇

【出演団体と成績結果(43団体・1,577名)】

<大学ユースの部(10団体・456名)>

金賞 関西学院グリークラブ(兵庫県)
   湘南ユースクワイア(神奈川県)
   九大混声合唱団(福岡県)
銀賞 都留文科大学合唱団(山梨県)
   北海道大学合唱団(北海道)
   混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ(愛知県)
   ジュニア&ユースコーラス“Raw-Ore”(宮城県)
銅賞 中央大学混声合唱こだま会(東京都)
   酢だこ(広島県)
   愛媛大学合唱団(愛媛県)

<室内合唱の部(10団体・217名)>

金賞 女声合唱団 ゆめの缶詰(東京都)
   倉敷少年少女合唱団(岡山県)
   女声合唱団ソレイユ(佐賀県)
   アンサンブルVine(京都府)
銀賞 花凜歌(福島県)
   Chorsal《コールサル》(愛媛県)
   AF合唱団(千葉県)
銅賞 エシュコル(愛知県)
   合唱団みなまた(熊本県)
   弥生奏幻舎“R”(北海道)

<同声合唱の部(11団体・337名)>

金賞 monosso(香川県)
   合唱団WAKAGE NO ITARI(東京都)
   mokumé(東京都)
   La Pura Fuente(神奈川県)
銀賞 男声合唱団 Le Terre(埼玉県)
   メンズ・ウィード(大阪府)
   合唱団Pálinka(宮城県)
銅賞 VOCI BRILLANTI(愛知県)
   HBC少年少女合唱団シニアクラス(北海道)
   合唱団 Le Grazie(熊本県)
   コール・ビビッド(広島県)

<混声合唱の部(12団体・567名)>

金賞 VOCE ARMONICA(千葉県)
   あい混声合唱団(東京都)
   Chœur Chêne(奈良県)
   Combinir di Corista(東京都)
銀賞 混声合唱団 うたうたい(福岡県)
   scatola di voce(埼玉県)
   岡崎混声合唱団(愛知県)
   淀川混声合唱団(大阪府)
銅賞 THE GOUGE(北海道)
   合唱団ある(広島県)
   I.C.Chorale(愛媛県)
   グリーン・ウッド・ハーモニー(宮城県)

<特別賞>
 
 文部科学大臣賞
   関西学院グリークラブ(兵庫県)
   女声合唱団ソレイユ(佐賀県)
   La Pura Fuente(神奈川県)
   Combinir di Corista(東京都)
 津市教育委員会教育長賞
   九大混声合唱団(福岡県)
 津市長賞
   女声合唱団 ゆめの缶詰(東京都)
 三重県教育委員会教育長賞
   mokumé(東京都)
 三重県知事賞
   あい混声合唱団(東京都)
 日本放送協会賞
   湘南ユースクワイア(神奈川県)
   倉敷少年少女合唱団(岡山県)
   合唱団WAKAGE NO ITARI(東京都)
   Chœur Chêne(奈良県)
 カワイ出版奨励賞
   あい混声合唱団(東京都)
 シード合唱団
    関西学院グリークラブ(兵庫県)
   女声合唱団ソレイユ(佐賀県)
   La Pura Fuente(神奈川県)
   Combinir di Corista(東京都)

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2022年11月14日

◆2022年「ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクール」ピアノ部門で亀井聖矢が優勝、重森光太郎が第4位入賞


 2022年「ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクール」ピアノ部門で亀井聖矢(愛知県一宮市出身、20歳)が、韓国のイ・ヒョク(22歳)と共に第1位となった。併せて「聴衆賞」「プレス賞」を受賞。また、重森光太郎(福井市出身、22歳)が4入賞を果たした。

 亀井聖矢は、2001年生まれ。桐朋学園大学1年在学中の2019年、第88回「日本音楽コンクール」ピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。同年、第43回「ピティナ・ピアノコンペティション」特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。2022年「マリア・カナルス国際ピアノコンクール」第3位。「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」セミファイナリストなど、国内外での受賞を重ねている。

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