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バックナンバー 2015年3月12日

2015年3月12日

◆芸術選奨文部科学大臣賞、テノールの福井 敬が受賞


 文化庁は、平成26年度(第65回)芸術選奨文部科学大臣賞および同新人賞を発表したが、テノールの福井 敬が音楽部門の大臣賞を受賞した。

 贈呈式は、3月18日に都市センターホテル(東京都千代田区)において行われる。

<贈賞理由>

 福井敬氏は抜群の歌唱力と演技力によって,日本のオペラ公演の水準を高めるけん引役を果たしてきたテノール歌手である。本年は東京二期会によるヴェルディの「ドン・カルロ」でタイトル・ロールを演じ,際立って充実した歌唱で圧倒。東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会ではミハイル・プレトニョフ指揮の下,スクリャービンの交響曲第1番でソリストを務め,壮麗なオーケストラに支えられながら芸術賛美を朗々と歌い上げた。

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2015年3月12日

◆京響ヨーロッパ公演、チェコ・オストラヴァ公演を中止し、4都市で開催


 京都市交響楽団は、2015年6月にチェコのオストラヴァとプルゼニ、ドイツのケルン、オランダのアムステルダム、イタリアのフィレンツェの5都市においてヨーロッパ公演を予定していたが、オストラヴァ公演を中止し、今回のヨーロッパ公演は、4都市で開催することとなったと発表した。

 これは、オストラヴァ公演を主催する「ヤナーチェク5月祭」から、深刻な資金難により同楽団の招待をキャンセルしたいとの申し出があったため。

 なお、このオストラヴァ公演中止に伴って、プルゼニ公演のソリストを、ワディム・レーピンから三浦文彰に変更した。

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