クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2017年 4月

2017年4月04日

◆第5回「国際音楽祭NIPPON」、5月26日~7月30日、東京と名古屋で開催


 第5回「国際音楽祭NIPPON」(音楽監督:諏訪内晶子)が、5月26日~7月30日、東京と名古屋で次の通り開催される。

【世界的チェリストと巡る江戸時代と西洋の音楽】

 徳川家が築いた江戸時代と同じ時代に生まれた西洋の音楽を照らし、 日本と西洋のそれぞれの文化をブルネロのチェロとともに辿る。 世界的チェリストと巡る江戸時代と西洋の音楽徳川家が築いた江戸時代と同じ時代に生まれた西洋の音楽を照らし、 日本と西洋のそれぞれの文化をブルネロのチェロとともに辿る。

日時:5月27日(土) 17:00

会場:徳川美術館 講堂 (名古屋市東区)

出演:マリオ・ブルネロ(チェロ)/鈴木大介(ギター)/徳川美術館館長:徳川義崇(尾張徳川家第22代当主)/浦久俊彦(ナビゲーター)

【諏訪内晶子&マリオ・ブルネロ&ボリス・ベレゾフスキー 特別公演】

 チャイコフスキー国際コンクールの覇者である、3大アーティストによる豪華室内楽コンサートが実現。 諏訪内晶子(1990年ヴァイオリン部門優勝)、マリオ・ブルネロ(1986年チェロ部門優勝)、ボリス・ベレゾフスキー(1990年ピアノ部門優勝)による夢の饗宴。

日時:5月30日(火) 19:00

会場:三井住友海上しらかわホール

日時:5月31日(水) 19:00

会場:紀尾井ホール

出演:諏訪内晶子(ヴァイオリン)/マリオ・ブルネロ(チェロ)/ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)

曲目:グリーグ:ノルウェー舞曲 op.35 (ソロ・ピアノのための)
    コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
    チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲 イ短調 op.50「偉大な芸術家の思い出」

【諏訪内晶子&ボリス・ベレゾフスキー デュオ・リサイタル】

 1990年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝して以来、世界の第一線で活躍を続ける諏訪内晶子とベレゾフスキー。2002年以来、15年ぶりの待望のデュオ公演となる。ロンドンを拠点に世界的な活躍を続ける藤倉大による ヴァイオリンとピアノのための委嘱作品にも大きな注目が集まる。

日時:7月4日(火) 19:00

会場:三井住友海上しらかわホール

日時:7月5日(水) 19:00

会場:東京オペラシティ コンサートホール

出演:諏訪内晶子(ヴァイオリン)/ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)

曲目:ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 op.24 「春」
              ヤナーチェク: ヴァイオリン・ソナタ
              藤倉大: “Pitter-Patter”<国際音楽祭 NIPPON 委嘱作品―世界初演>
              R.シュトラウス: ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 op.18

【コラボレーション・コンサート「言葉と音楽」】

音楽と詩のコラボレーションによるファンタジーにあふれるステージをお届けする。

日時:7月16日(日) 15:00

会場:東京オペラシティ  リサイタルホール

日時:7月17日(月・祝) 19:00

会場:トヨタ産業技術記念館 エントランス・ロビー

出演:戸田弥生(ヴァイオリン)/諏訪内晶子(ヴァイオリン)/横坂源(チェロ)/小森谷裕子(ピアノ)/桐朋学園室内楽アンサンブル

曲目:サン=サーンス:動物の謝肉祭(室内楽版・子供達による朗読付) ほか、テキスト:谷川俊太郎

【デトロイト交響楽団 レナード・スラットキン(同団音楽監督)】

 現代のアメリカを代表する名指揮者スラットキン率いるデトロイト交響楽団による、華麗なるコンチェルト&シンフォニー。

日時:7月19日(水) 19:00

会場:東京オペラシティ コンサートホール

出演:レナード・スラットキン(指揮)/諏訪内晶子(ヴァイオリン)/デトロイト交響楽団

曲目:武満徹:遠い呼び声の彼方へ!
    コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
    チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36

【チャリティ・コンサート】

 東日本大震災の被災地をめぐるチャリティ・コンサート。 未だ多くの地震に見舞われる地域に、音楽の力を信じ、心を込めて演奏をお届けする。

日時:7月30日(日) 15:00

会場:久慈市文化会館アンバーホール

入場料: 無料 (ハガキによる事前応募制)

出演:古部賢一(指揮・オーボエ)/諏訪内晶子・マスタークラス受講経験者(ヴァイオリン独奏)/桐朋学園室内楽アンサンブル

曲目:モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K.136
   バッハ:オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060 (ヴァイオリン: 諏訪内晶子)
    ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」(ヴァイオリン独奏:マスタークラス受講経験者)

応募方法:往復はがきに① 郵便番号、② 住所、③ 氏名、④ 性別、⑤ 年齢、⑥ 来場希望人数 (2名様まで)を明記の上、下記にお申し込みください。

あて先:〒028-0051岩手県久慈市川崎町17番1号 久慈市文化会館 アンバーホール 国際音楽祭NIPPON チャリティ・コンサート係 あて

締切り:6月9日 (金) 当日消印有効

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2017年4月01日

◆「ヴィオラスペース2017」、5月24日~6月2日、名古屋、東京、大阪で開催


 「ヴィオラスペース2017」が、「フランス」をテーマに、5月24日~6月2日、名古屋、東京、大阪で開催される。

 2017年は、アントワン・タメスティがプログラム構成を担当して5年目となり、タメスティの母国「フランス」をテーマに開催される。フランス人作曲家による作品だけではなく、フランスに触発されて生まれた作品まで、ヴィオラを基調に様々な作品を取り上げる。
 
 【名古屋】

    5月24日(水)公開マスタークラス     愛知県立芸術大学
    5月25日(木)コンサート           電気文化会館ザ・コンサートホール

 【東京】

    5月27日(土)&28日(日)公開マスタークラス
    5月30日(火)&31日(水)コンサート

                              上野学園 石橋メモリアルホール

 【大阪】

    6月1日(木)公開マスタークラス      相愛大学・南港ホール
    6月2日(金)コンサート            あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール

 「ヴィオラスペース」は、1992年世界的ヴィオラ奏者の今井信子の提唱によりヴィオラを基調とする音楽祭としてスタート。「ヴィオラの礼賛」「優れたヴィオラ作品の紹介と新作発表」「若手の育成」を3本の柱に、毎年様々なプログラムに挑戦し続け、2017年で開催26回目を迎えた。2004年大阪へ、2006年名古屋へと活動範囲を拡げ、現在では、東京、大阪、名古屋で開催する約1週間にわたるシリーズへと発展を遂げた。さらに、2009年には、アジア初、唯一となる「東京国際ヴィオラコンクール」を創設。3年毎に開催されるコンクールの入賞者は翌年、翌々年のヴィオラスペースへゲストとして招かれる。

 なお、第4回「東京国際ヴィオラコンクール」の概要が以下の通り発表された。

                                ◇

 開催期間:2018年5月26日(土)~2018年6月3日(日)

 会場:上野学園 石橋メモリアルホール

 出場資格:1986年7月1日以降に出生の者。国籍不問。

 申込期間:2017年2月1日(水)~2017年11月1日(水)(必着)

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