2017年4月11日
作曲家の藤倉大が今年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」より銀獅子賞を受賞することが決定した。
「ヴェネツィア・ビエンナーレ」は、1895年からイタリア・ヴェネツィアで開催され、世界で最も権威のある国際的なコンテンポラリーアートの祭典の一つ。音楽部門は、9月29日~10月8日に開催される。
藤倉 大は、大阪に生まれ、15歳で渡英。エドウィン・ロックスバラ、ダリル・ランズウィック、ジョージ・ベンジャミンに師事し、作曲を学んだ。これまでポーランドのセロツキ国際作曲コンクール(当時最年少で優勝)、ロイヤル・フィルハーモニック作曲賞、オーストリアの国際ウィーン作曲賞、ドイツのパウル・ヒンデミット賞、2009年の第57回尾高賞および第19回芥川作曲賞、2010年の中島健蔵音楽賞、エクソンモービル賞をはじめ、数々の著名な作曲賞を受賞している。現在英国在住。