クラシック音楽 ニュース


バックナンバー 2020年 9月

2020年9月24日

◆シャンソン歌手のジュリエット・グレコが死去(享年93歳)


 フランスのシャンソン歌手のジュリエット・グレコが9月23日、死去した。享年93歳。

 ジュリエット・グレコは、黒い長い髪をなびかせ、黒ずくめの衣装で歌うのがトレードマークで、「枯葉」「パリの空の下」など数多くのヒット曲を歌った。日本には通算22回来日し、日本にシャンソン・ブームをもたらした。

 世界最高峰クラスのシャンソン歌手と称えられ、レコーディングした曲は500曲を超え、映画にも「オルフェオ」「恋多き女」「日はまた昇る」「悲しみよこんにちは」など数多く出演した。

 2015年、ステージからの引退を表明した後、2016年に最後のコンサートツアーを行った。

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2020年9月19日

◆第18回「東京音楽コンクール」の本選の審査結果発表


 新人演奏家の登竜門である第18回「東京音楽コンクール」の本選の審査結果が次の通り発表された。

<第18回東京音楽コンクール 本選結果>

【ピアノ部門 】

   第1位 該当者なし

   第2位 大崎 由貴
       谷 昂登

   第3位 該当者なし

   入選 西本 裕矢
      横山 瑠佳

   聴衆賞 谷 昂登

【弦楽部門】

   第1位 前田 妃奈(ヴァイオリン)

   第2位 佐々木 つくし(ヴァイオリン)

   第3位 福田 麻子(ヴァイオリン)
       北村 陽(チェロ)
       有冨 萌々子(ヴィオラ)

   聴衆賞 前田 妃奈(ヴァイオリン)

【金管部門】

   第1位 伊藤 雄太(トロンボーン)

   第2位 若林 毅(テューバ)

   第3位 栁谷 信(ホルン)

   入選 金子 美保(トランペット)
      島 圭佑(テューバ)
      犬飼 伸紀(トランペット)

   聴衆賞 栁谷 信(ホルン)

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2020年9月19日

◆米国ボストン市、2020年9月1日を「 Seiji Ozawa Day(小澤征爾の日)」 に認定


 世界的指揮者の小澤征爾が、29年にわたり音楽監督を務めたボストン交響楽団の本拠地であるアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市が、小澤征爾の85歳の誕生日にあたる2020年9月1日を”Seiji Ozawa Day(小澤征爾の日)”に認定した。

 海外の都市で日本人のための記念日が制定されるのは珍しい。

 小澤征爾は、ボストン交響楽団の音楽監督を1973年~2002年の29シーズンにわたって務めた。この期間はボストン交響楽団の歴史の中でも最長。

 ボストン交響楽団を退任後も同交響楽団のほか、ボストンが誇る野球チーム、アメフトチーム、そして市との温かい交流が続いている。

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2020年9月19日

◆世界的ギタリストのジュリアン・ブリームが死去(享年87歳)


 英国出身の世界的ギタリストのジュリアン・ブリームが死去した。享年87歳。

 セゴビアに出会いクラシックギターへ。ロイヤル・カレッジではピアノとチェロを専攻。1951年にウィグモアホールにデビューし、やがて世界的に知られるようになった。

 ルネサンス以前の音楽の演奏におけるパイオニア的存在であり、リュートも演奏し、エリザベス朝の作曲家ダウランドの音楽を広めた。グラミー賞を4回受賞。2002年に引退。

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2020年9月07日

◆第27回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」、声楽部門で森野美咲、ビオラ部門で近衛剛大が優勝


 若手音楽家の登竜門として知られるオーストリアの第27回「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」で、ウィーンを拠点に活動している森野美咲(岡山県出身)が声楽部門で優勝した。

 森野美咲は、東京藝術大学を卒業後、2年前には「日本音楽コンクール」の声楽部門で1位となり、オーストリアや日本のオペラやコンサートで活躍。

 森野美咲のピアノ伴奏を務めた、木口 雄人が同コンクールの最優秀伴奏者に選ばれた。

 また、同コンクールのビオラ部門では、1位が近衛剛大、2位が有冨萌々子、3位が湯浅江美子と日本勢が上位を独占した。

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