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2011年9月19日

◆旧東ドイツの名指揮者のクルト・ザンデルリンク、死去(98歳)

 旧東ドイツの名指揮者のクルト・ザンデルリンク(1912年-2011年)が、2011年9月18日、ベルリンで死去した。98歳。

 クルト・ザンデルリンクは、ベルリン市立歌劇場で音楽家としてのキャリアをスタートさせたが、ナチスの台頭により、1935年、ソビエトへ亡命し、モスクワ放送交響楽団で務める。1941年、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団の第一指揮者に就任。1958年には初来日を果たす。

 その後、東ドイツに帰国し、ベルリン交響楽団の芸術監督・首席指揮者に就任。さらに、1964年-1967年、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者を兼務するなど、長らく指揮者の第一線で活躍し、わが国でもその名を知られていた。

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