2011年9月13日
このたび、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団から東京交響楽団へなど3団体に対し、東日本大震災支援として15,000ユーロ(約165万円)が寄付された。
東日本大震災直後から、Facebook等を通じて、ミューザ川崎シンフォニーホールの被害状況は、ベルリン・フィルメンバーに知られていた。
近年、日本ツアーのたびに同ホールで演奏会を開催していたベルリン・フィルは、同ホールを本拠地にする東京交響楽団や日本の復興を願って、2011年5月30日、ドイツのベルリン・フィルハーモニー室内楽ホールにおいて、樫本大進氏、マルタ・アルゲリッチ氏、ミッシャ・マイスキー氏、イタマール・ゴラン氏等のメンバーによる支援コンサートを開催した。
その時の演奏会の収益金45,000ユーロのうち3分の1ずつ、東京交響楽団、福島TVジュニアオーケストラ、ユニセフの3団体へ寄付すると決定したもの。
今回の寄付は、ベルリン・フィルハーモニー財団ゼネラルマネージャーのマルティン・ホフマン氏、オーボエ奏者でオーケストラ委員のアンドレアス・ヴィットマン氏、首席ホルン奏者で同じくオーケストラ委員のシュテファン・ドール氏が中心となり進められた。
なお、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は今年11月に来日ツアーを予定している。