2015年10月18日
◆小林愛実、「第17回ショパン国際ピアノコンクール」本選に進む
現在、ポーランドの首都ワルシャワで開催されている「第17回ショパン国際ピアノコンクール」で、山口県宇部市出身の小林愛実(20歳)が本選に進んだ。
10月21日(日本時間朝)には優勝者が発表される予定。
現在、ポーランドの首都ワルシャワで開催されている「第17回ショパン国際ピアノコンクール」で、山口県宇部市出身の小林愛実(20歳)が本選に進んだ。
10月21日(日本時間朝)には優勝者が発表される予定。
新日本フィルハーモニー交響楽団は、インテンダント(GM=楽団運営・事務面並びに経営の実務を担う役職)を募集を開始した。
同楽団は、2012年からは公益財団法人としての組織体となり、今後とも前を向き進化するためには、楽団を運営・事務面から将来的に率いる人材の確保が必要であると認識し、公益財団として、インテンダント候補を公募するに至ったもの。
採用決定は2016年1月末日を予定している。
なお、同楽団は、2016年9月より上岡敏之氏が音楽監督に就任することが決定している。
日韓国交正常化50周年を記念して、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団が来日し、10月19日にサントリーホールにおいて、チョン・ミョンフン指揮で演奏会を開催する。ソウル・フィルの来日は3年ぶり。
ソウル・フィルは、過去70年にわたり、演奏会活動を繰り広げてきた。2005年、指揮者チョン・ミョンフンが指揮者に就任以来以来、同楽団は新しい時代を築いてきた。年間70回以上の公演を行うと同時に、近年では欧州での公演も活発に行っている。2011年にはアジアのオーケストラとして初めてドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ。
◇
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
交響曲第4番
指揮チョン・ミョンフン
管弦楽:ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:スヴェトリン・ルセヴ
チェロ:ソン・ヨンフン
会場:サントリーホール
日時:2015年10月19日(月) 午後7時
第11回国際オーボエコンクール・軽井沢の本選が10月10日が行われ、第1位【大賀賞】は、東京交響楽団の主席オーボエ奏者の荒木奏美が受賞した。
同コンクールは、オーボエの真価を広めると共に、優れた人材の発見、育成に努め、日本及び世界への活躍の場を広げ、国際的な視野をもって音楽文化の発展に寄与することを目的に、1985年からソニー音楽財団が3年毎に開催している。会場は、長野県軽井沢町の軽井沢大賀ホール。
<第1位>【大賀賞】
ARAKI, Kanami(荒木奏美)(日本)
<第2位>
SCHMAHL, Juri(ドイツ)
<第3位>
PERRINE, Philibert(フランス)
<入賞>
SOEJIMA, Risa(日本)
ZHURAVLEV, Mikhail(ロシア)
<委嘱作品最優秀演奏賞(細川俊夫賞)>
PERRINE, Philibert(フランス)
<軽井沢町長賞(聴衆賞)>
ARAKI, Kanami(日本)
<奨励賞>
SOEJIMA, Risa(日本)
2015北九州国際音楽祭が、「未来へのかがやき~交歓と創造~」をテーマに、10月17日から11月21日まで開催される。
同音楽祭は、昭和63年(1988年)に北九州市制25周年を記念して創設され、同市の目指す「暮らしを彩る」まちづくりの取り組みの柱の1つとして開催しているもの。
主な出演者は次の通り。
・マイスター・アールト×ライジングスター オーケストラ 10月17日(土)
・小森輝彦[バリトン/ドイツ宮廷歌手] 井出德彦[ピアノ] 10月22日(木)
・手嶋眞佐子[メゾソプラノ] 丸山滋[ピアノ] 10月23日(金)
・ライナー・キュッヒル[ヴァイオリン] ステファン・シュトロイスニック[ピアノ] 11月14日(土)
・河村尚子[ピアノ] 佐藤俊介[ヴァイオリン] セバスティアン・マンツ[クラリネット] ウルリッヒ・ヴィッテラー[チェロ] 11月21日(土)
・小曽根真[ピアノ] ゲスト:中川英二郎[トロンボーン] 11月1日(日)
・ベルリン・ドイツ交響楽団 トゥガン・ソヒエフ[音楽監督・指揮] ユリアンナ・アヴデーエワ[ピアノ] 10月31日(土)
イタリアの作曲家、トスティの歌曲について歌唱力を競う「日本トスティ歌曲コンクール2015」の最終審査が10月4日、秋篠音楽堂(奈良市)で行われ、ロシア国籍で東京都国分寺市のユシュマノフ・ヴィタリ(33歳)が優勝した。
同コンクールは、イタリアのトスティ歌曲コンクールの予選として毎年開催されてきたが、今回から日本独自のコンクールとして再出発したもの。
若手の育成が目的で、17~35歳で日本在住の声楽家を対象としている。
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1位 ユシュマノフ・ヴィタリ(33才) Bar. ロシア
2位 紀野洋孝(27才) Ten. 大分県大分市
3位 黄木 透 (28才) Ten. 東京都武蔵野市
4位 大岡美佐(35才) Sop. 大阪府東大阪市
5位 木村有希(23才) Sop. 宮城県女川町
6位 杉浦希未(32才) Sop. 大阪府堺市
聴衆賞 黄木 透(28才) Ten. 東京都武蔵野市
ポーランド、ワルシャワで、10月3日から「第17回ショパン国際ピアノコンクール」(5年に1度開催)が開始された。10月21日には優勝者が決まる予定。
なお、「第17回ショパン国際ピアノコンクール優勝者リサイタル」が、2015年11月23日(月/祝) 東京オペラシティ コンサートホールで行われる。
作曲家・ピアニストの一柳慧が、新たな音楽賞「一柳 慧 コンテンポラリー賞」を創設した。
同賞は、芸術音楽を基軸に、優れた活動を行っている音楽家(作曲家、パフォーマー、指揮者、評論家など)を対象に選び、芸術音楽の充実と活性化、また音楽を通した豊かな社会の創造を目的としている。
一柳慧がその審査を行い、受賞者(原則として1名)を決定する。
受賞者には、賞状と賞金100万円(複数者受賞の場合、賞金は分割)が授与される。
第1回の「一柳 慧 コンテンポラリー賞」は、2015年11月を応募期間とし、2016年1月初旬に受賞者を決定し、後日、授賞式と交流会を行うことにしている。
新日本フィルハーモニー交響楽団の5月から始まった、年末の公演のリクエストを募集する「あなたが選ぶベスト交響曲」アンケートの途中経過が次の通り発表された(9月12日現在)。投票は10月末まで。
【アンケート1】(12/19、12/20にアンケート1位+ベートーヴェン「第九」を演奏)
第1位 モーツァルト/交響曲第41番『ジュピター』 742票
第2位 メンデルスゾーン/交響曲第4番『イタリア』600票
第3位 シューベルト/交響曲第7(8)番『未完成』 512票
第4位 モーツァルト/交響曲第40番 430票
第5位 ハイドン/交響曲第94番『驚愕』225票
第6位 シューベルト/交響曲第4番『悲劇的』144票
【アンケート1】の順位変わらず「ジュピター」が大きく引き離して1位。「イタリア」も追い上げている。
【アンケート2】(12/21に上位2曲を演奏)
第1位 ブラームス/交響曲第1番 420票
第2位 ドヴォルジャーク/交響曲第9番『新世界より』 403票
第3位 マーラー/交響曲第1番『巨人』389票
第4位 チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』286票
第5位 ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付き』286票
第6位 ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティック』282票
第7位 ショスタコーヴィチ/交響曲第5番『革命』270票
第8位 シューマン/交響曲第3番『ライン』 164票
第9位 ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』155票
【アンケート2】は「ブラ1」、「新世界」の優勢は変わらず。ぐんと伸びているマーラーとブルックナーは、実はWEBでの得票数がものすごく多い。WEB分を9月にまとめてカウントしているため、このような形になった。
2015年はスクリャービン没後100年に当たるが、これを記念してベテランから俊英まで、第一線で活躍している10人の日本人ピアニストが一堂に会し、ピアノソナタ全10曲を一気に披露するという意欲的なコンサートが10月4日、小金井 宮地楽器ホールで開催される。
スクリャービン(1872年―1915年)は、ロシアの作曲家兼ピアニスト。かつて、スクリャービンは一過性の存在の作曲家であると考えられていたが、現在では、スクリャービンの影響は国際的な広がりを見せ、音楽史上重要な作曲家の一人と考えられるようになってきている。スクリャービンは10曲のピアノソナタを残したが、ベートーヴェン以降、独自の世界のピアノソナタを開拓した一人にも数えられている。
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~スクリャービン没後100年 ピアノ・ソナタ全曲演奏会~
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第1番 (演奏:西尾真実)
第2番「幻想ソナタ」 (演奏:志村泉)
第3番 (演奏:村上弦一郎)
第4番 (演奏:船橋泉乃)
第5番 (演奏:田中正也)
第6番 (演奏:太田由美子)
第7番「白ミサ」 (演奏:矢澤一彦)
第8番 (演奏:中野孝紀)
第9番 「黒ミサ」 (演奏:岡田敦子)
第10番 (演奏:松山元)
会場 : 小金井 宮地楽器ホール (小金井市民交流センター)
日時:2015年10月4日(日) 午後4時30分