2015年6月11日
読売日本交響楽団は、2015年6月11日付けでユーリ・テミルカーノフが名誉指揮者に就任した。
ユーリー・テミルカーノフ(1938年生まれ)は、ロシア出身。1977年から1988年までキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の芸術監督・首席指揮者。
1988年よりレニングラード・フィルハーモニー交響楽団(現在はサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団)の音楽監督と首席指揮者を兼務している。1998年からロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者に任命される。
2000年に読響へ初登場して以来、共演を重ね、現在6度目の来演中。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年6月10日
2015年度・第9回「岩城宏之音楽賞」は、メゾ・ソプラノの鳥木弥生が受賞した。
受賞した鳥木弥生は、今年9月5日に行われる「岩城宏之メモリアル・コンサート」(井上道義指揮)においてソリストとして出演することになっている。
「岩城宏之音楽賞」は、故岩城宏之氏(オーケストラ・アンサンブル金沢<OEK>永久名誉監督)の遺志を受け2007年に創設された。
メゾ・ソプラノの鳥木弥生は、石川県出身。武蔵野音楽大学卒業。2000年渡伊、イタリアのフィレンツェにて故フェドラ・バルビエリ氏に師事。07年より平成19年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修生として1年間フランスに留学、パリのエコール・ノルマル音楽院のディプロマで最高位取得。99年第8回フェスティヴァル・リリック(スペイン)で女声第1位。同年第1回エレナ・オブラスツォワ国際コンクール外国人最優秀賞受賞によりノセダ指揮/キーロフ歌劇場管弦楽団と共演。02年フィレンツェ歌劇場公演「ジャンニ・スキッキ」のツィータに出演し、イタリアでオペラ・デビューを果たす。国内では03年ラヴォーチェ公演「ノルマ」のクロティルデでデビュー。現在、藤原歌劇団団員。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年6月06日
第3回東京国際ヴィオラコンクールの本選が6月6日が行われ、スイスのアンドレ・ブルガーが優勝した。入賞者は次の通り。
第1位 アンドレ・ブルガー(スイス)
第2位 東条 慧(日本)
第3位 ルイーズ・デジャダン (フランス)
コメント/トラックバック投稿 »
2015年6月03日
大腸がんで一時休養していたピアニストの中村紘子が、本格復帰する。
今後は月2~4回、治療と並行して演奏会を開いていくという。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月31日
2015年度「武満徹作曲賞」の本選が5月31日に行われ、第1位は、フィンランドのセバスチャン・ヒッリとトルコのイーイト・コラットが受賞した。
今回の「武満徹作曲賞」は、44か国から151作品の応募があった。
◇
第1位:セバスチャン・ヒッリ(フィンランド) リーチングス
第1位:イーイト・コラット(トルコ) [difeʁãs]
第2位:ファビア・サントコフスキー(スペイン) 存在の絵
第2位:トーマス・ヴァリー(オーストリア) ループ・ファンタジー
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月31日
世界3大音楽コンクールの一つエリザベート王妃国際音楽コンクールがブリュッセルで行われ、バイオリン部門で、横浜市出身の毛利文香(21歳)が6位に入賞を果たした。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月28日
上方落語家の桂米団治がオペラと上方落語とを融合させ創作した「おぺらくご」の公演が、歌舞伎舞台を持つ京都造形芸術大・春秋座(京都市左京区)において、6月6日に開催される。上演題目は、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」。
桂米団治の趣味は、ピアノを弾くこと、絵を描くこと、モーツァルト・古代史・私的な国際学の研究、神社巡りで、以前からクラシック音楽好きで知られる。この結果、オペラと落語のコラボレーションを模索し、その結果「おぺらくご」のスタイルを創作した。
演奏は京都フィルハーモニー室内合奏団で、日紫喜恵美(ソプラノ)、伊藤絵美(メゾソプラノ)、清水徹太郎(テナー)が共演する。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月27日
フランス文化省が選ぶローマ賞(「ローマ・フランスアカデミー滞在者」賞)に作曲家の酒井健治(37歳)が選ばれた。
ローマ賞は、作曲や造形芸術、映画脚本、文芸などに取り組む若手が、ローマのメディチ荘に滞在して研鑽を積むための、権威ある奨学金制度。
酒井健治は、2012年にエリザベート王妃国際音楽コンクールでグランプリ、2013年に芥川作曲賞を受賞。
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月25日
NHK交響楽団の中国・北京での特別公演が、日本・中国、両国の関係団体、民間企業等の共催により、10月31日に開催されることが決定した。
同楽団としては、2012年以来3年ぶりの北京公演で、指揮者は現代中国を代表する作曲家でもあるタン・ドゥン、ソリストはヴァイオリニストの諏訪内晶子が共演する。
◇
<NHK交響楽団 中国北京公演>
細川俊夫:遠景III~福山の海風景~
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
タン・ドゥン:未定
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
指揮:タン・ドゥン
管弦楽:NHK交響楽団
ヴァイオリン:諏訪内晶子
会場:国家大劇院音楽庁
日時:2015年10月31日(土) 開演 7:30pm
コメント/トラックバック投稿 »
2015年5月25日
日本演奏連盟は、創立50周年を記念して、これまでの日本クラシック音楽界の足跡を辿る連続演奏会“演奏家と邦人作曲家シリーズ”を以下の通り、サントリーホールブルーローズ(東京)で開催する。
出演は、大ベテランや国際的に活躍するスターから若手実力派までが、連日共演する。
◇
第一夜 山田耕筰と信時潔~没後50年記念~7月6日(月) 18:30
第二夜 歌の日~日本歌曲の歴史を辿って~7月7日(火) 18:30
第三夜 ピアノの日~邦人ピアノ作品10選~7月8日(水) 18:30
第四夜 器楽の日~初演のあの感動をもう一度~7月9日(木) 18:30
第五夜 合唱の日~戦後の合唱曲ベスト・セレクション~7月10日(金) 18:30
最終日 室内オペラの日~オペラと能狂言のコラボレーション作品~7月12日(日) 14:00
「三人の女達の物語」「黒塚」
コメント/トラックバック投稿 »