2014年3月31日
「第45回(2013年度)サントリー音楽賞」は、鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンに決定した。
鈴木雅明は、自ら創設したバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の音楽監督として、長年にわたりバロックの声楽作品を中心とする演奏活動を続けてきた。
レパートリーは、BCJの名前を冠するJ.S.バッハの作品のほか、ヘンデルやクーナウ等々、バロックのなかでも広がりと奥行きを見せている。
活動は国内外の古楽の音楽祭で、鈴木雅明とBCJは、すでに定番の顔ぶれとなっている。
2013年2月には、1995年以来時系列を追って継続してきたバッハの「教会カンタータ」全曲演奏を完結させるとともに、その全集録音も55巻のCDとして完成させた。